生活保護を下げたらあなたの給料も下がる
生活保護の基準の引き下げが問題になっています。「最低賃金で働いている低所得者よりも生活保護の人のほうがたくさんお金をもらっているからさ」というのがその理由だそうです。これははたして正当な理由なのでしょうか。
最低賃金は、大阪では731円です。これは、「これより安い賃金で人を雇ってはいけませんよ、生活していけないから」、という最低ラインのことです。この最低賃金を厚生労働省が決めるときに、じつは生活保護基準が参考にされているのです。
なんぼなんでも、生活保護者よりもそんなには下回らない収入になるようにしようという計算で最低賃金は決められています。決して生活保護を上回ることなく、ちょっと安いぐらいにしておこうということなのです。
おかしいですよね。生活保護基準を決めるときには最低賃金で働く人よりちょっと安くしようと言い、最低賃金を決めるときには生活保護よりちょっと安くしようと言うのです。
こうやって二つを比べながら、両方ともちょっとずつちょっとずつ安くしていこうというのです。これは罠です。まじめにいっしょうけんめい生きている人たちを貧困へとひきずりこむアリ地獄の罠なのです。こんな手にのってはいけません。みんなで生活保護基準の引き下げに反対しましょう。
12月7日、生活扶助基準に関するもう一つの検討会が東京で開催されます。呼びかけは、なかまユニオン小松病院分会もお世話になっている湯浅誠さん(反貧困ネットワーク)です。東京近辺の方はいらしてみてください。チラシがダウンロードできます。
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