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インフルエンザがこわいと言うなら

インフルエンザの予防接種を宣伝する厚生労働省や製薬メーカーは、インフルエンザ・パンデミック、つまり大流行の危機感をあおりたてることにやっきになっています。インフルエンザ・パンデミックははたしておきるのでしょうか。

 インフルエンザ・パンデミックの実例としていつもだされるのが、およそ100年前の1918年に大流行したスペイン風邪です。このとき、世界中で2000万人から6000万人のひとがインフルエンザで亡くなったといわれています。えらいたくさんの人が犠牲になったのですね。

 2000万人から6000万人って、どちらにしても多いのはまちがいありませんが、報告者によって差がひらきすぎています。実はこのスペイン風邪の真相は深く深くかくされているのです。被害の実態がいまだに公開されていないのです。それは、このスペイン風邪戦場で流行したインフルエンザだったからです。戦時中はあらゆる情報が隠されてしまいます。特に、戦場でばたばたと兵士が倒れたインフルエンザの実態は、「敵に知られたらこりゃまずいぜ」と国家の手によって徹底的に隠蔽されたのです。

 1918年、世界は第一次世界大戦の真っ只中でした。人類ははじめて世界中の国々が総力戦で戦う「世界大戦」を経験しました。戦車、戦闘飛行機、毒ガスなどの兵器はこのとき初めて発明されたものです。ヨーロッパ中が戦火に焼かれました。

 この第一次世界大戦の戦闘がはげしかったフランス南部で、スペイン風邪は最初の流行がはじまりました。中国からインドの貿易航路を経由してフランスに伝わったという説と、中国からアメリカに伝わりアメリカ軍兵士を通じてフランスに伝わったとする説があります。どちらにせよ、フランス南部からまたたくまに戦時中のヨーロッパにひろがったのです。

 軍隊という密集した集団でスペイン風邪は蔓延し、戦争のせいで栄養不良におちいっていた一般住民にひろがったのです。医者は戦争に動員されていたので、一般住民への医療活動はあとまわしにされました。これが、スペイン風邪が何千万人もの死者をだしてしまった理由です。

 ですから、スペイン風邪戦争という人間の愚かな行為がうみだした人災だったのです。世界中の人が戦争にうつつをぬかしていなければ、スペイン風邪が流行したとしてもこんなに死者がでるはずはありませんでした。栄養不良をうみだす貧困をなくすことも、インフルエンザ対策としては有効です。

 今もまた、イラクやアフガニスタンで戦争にうつつをぬかす人たちがいます。日本政府の政治家や官僚もアメリカ軍に給油してやるのが国際貢献だなどとうそぶいています。何兆円もの予算を戦争につぎこむことをやめれば、医療予算の削減に躍起になる必要もないはずです。生活保護予算の削減などもしなくてすむはずです。そうすれば、インフルエンザの新型ウイルスがたとえ発生したとしても、死者などださずにすむわけです。

 インフルエンザ・パンデミックがこわいと言うのなら、まずは戦争と貧困を止めることが先です。そうすれば、効きもしない偽装ワクチンを売りつける悪徳商法ともおさらばできるのです。 

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