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後期高齢者医療制度・暴走にブレーキか

 1月30日に中医協の会議が開かれ、「20年度の診療報酬の主要改定項目について」という文書が発表されました。これは2008年4月の医療制度大改悪の中で「医療機関の料金設定」に係る部分の変更案をまとめたものです。この中には、後期高齢者医療制度の料金計算の方法も書かれています。

 これを読むと、最初に出されていた案よりはかなりトーンダウンしているようです。最初に出されていた案では、75歳以上のお年よりは登録された診療所の主治医だけにしか治療してもらえない、病院に自由にかかることは禁止される、とされていました。しかし、今回の文書を読む限りでは患者の医療機関へのフリーアクセスを奪うほどのえげつない規則にはなっていないようです。

 このかん、後期高齢者医療制度への反対の声が全国に広がってきたので、厚生労働省の暴走に若干のブレーキがかかったと考えていいと思います。

 しかしながら、ちょっぴりスピードが遅くなったとはいえ、暴走が止まったわけではありません。後期高齢者医療制度の料金体系については今回の文書だけではまだまだ不明の部分も多いのです。2月15日に予定されている中医協の答申がはたしてどんなものになるか、気がぬけません。

 また、そもそも後期高齢者医療制度の保険料の問題や保険証取り上げの問題はまったく解決していません。根本的には、後期高齢者医療制度を定めた法律を国会で修正あるいは廃止しないと解決にはなりません。暴走は止まってはいないのです。 わたしたちは、さらに後期高齢者医療制度反対の声を広げていきたいと考えています。

 今回の文書が以下からダウンロードできます。かなり長~い文書ですし、厚生労働省官僚の独特のねちこい言い回しが多用されているので、その毒にあてられないように注意して読んでみて下さい。

「sinryouhousyuu-syuyoukaiteikoumoku080130.pdf」をダウンロード

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