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包括制の拒否について質問をいただきました

 昨日の記事に対して、れいさんから次のようなコメントをいただきました。

 こんにちわ。包括制を一旦承諾すると、以後の診療料はすべて自動的に包括制になってしまうのでしょうか?それとも診療の都度、包括制を拒否することが出来るのでしょうか?前者なら、絶対に承諾しないようにしとかなくっちゃ。

 さっそくのコメントと質問、ありがとうございました。これについては、厚生労働省の発行した公式のQ&Aの文書にはなにも書かれていないので、私の個人的な見解を書いておきます。

 「後期高齢者診療料」とよばれる後期高齢者医療の包括制を適用することが、診療を担当した医師と患者とのあいだでいったんは合意されたとします。その患者がそのあとでやっぱり包括制はいやだなーと思って撤回したいと思ったらどうなるか、ということですよね。

 後期高齢者医療の包括制についての担当医と患者との合意は、一ヶ月ごとにするもののはずです。「一ヶ月で6000円」という包括制なわけですから、いったんは合意したとしても、それは「今月は包括制でいこうよ」ということでしかないのです。ですから、翌月には包括制への同意を撤回して通常の診療にもどることができます。

 心配はいらないはずです。いったんは承諾してしまっても、翌月になったら、「先生、やっぱり私、包括制はおかしいと思うんですわ。先生も包括制じゃないほうが得でっしゃろ。お互いのために、今月からはもう包括制にせんといてください。」と言えばそれでいいのです。

 厚生労働省の定めた医療の料金表である「診療報酬点数表」の解釈に関わる問題ですが、おそらくこの解釈で間違いないはずです。

 ただ、診療というのは患者が主人公とはいえ医師と二人三脚で進めていくものですから、お医者さんとよく話し合ってどうするか決めていただくことをおすすめします。

 

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コメント

こんにちは。
早速のご回答ありがとうございます。
1ヶ月単位で選択できるということなら良かったです。
ただ、老獪というか自分の都合のいいことしかやらない厚労省のことですから、どんな曲解でごり押ししてくるかは少し心配です。って、自国の行政機関を信じられないのは哀しいですね。(ーー;)

投稿: れい | 2008年4月 9日 (水) 12時32分

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