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4月1日には15万人のお年寄りから保険証が奪い取られます

 後期高齢者医療制度で、75歳の誕生月に医療費の支払い額が2倍になrってしまうという問題がありました。「75歳になったから安くなる」ならわかるが「75歳になったから2倍」とはどういうことだ?。国会でも紛糾しました。

 全国から批判と抗議の声がまきおこったおかげで、この1月になってやっと是正が実施されました。1月からは、75歳の誕生月も医療費負担額は同じとなります。

 しかし、後期高齢者医療制度の根本的な問題はまったく解決していません。それは、この4月1日に予定されている保険証取上げ問題です。

 後期高齢者医療制度では保険料を年金からの天引きとされました。しかし、年金支給額が安すぎて天引きできない高齢者は、自分で役所の窓口へ保険料を持っていかねばなりません。そういう人は年金収入がもともと低いわけですから、生活に困窮していて保険料を払いたくても払えないというケースが出てくるのです。

 また、目の不自由な高齢者が一人暮らしをしている場合、役所から届いた保険料の督促状にまったく気付かないという場合もあります。新聞や行政の広報も読めないのですから。

 厚生労働省の発表では、保険料を自分で払いにいかないといけないとされている高齢者のうち8.6%の方が保険料未納になっています。人数でいえば15万人とも言われています。

 このままいくと、4月にはこの15万人の高齢者が保険証を取上げられてしまいます。以前の老人保険制度では高齢者からは保険証を取上げてはならないと禁止されていたのに、後期高齢者医療制度では逆に取り上げなければならないと義務付けられたからです。

 保険証を取上げられたら、病院にはかかれません。死ねと言うようなものです。

 8万5000人の派遣切りなど大量解雇が実施され、生活困窮者が急増しています。深刻な持病があるにもかかわらずお金がないために病院にかかるのをあきらめていた人が、危篤間際の状態になって救急車で担ぎこまれるケースが増えていると感じます。

 さらに低所得の高齢者15万人から保険証が奪い取られてしまったら、この国はどうなってしまうのでしょうか。私たちは、4月1日がやってくる前に後期高齢者医療制度を廃止することを強くうったえます。

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