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アクセス10000ありがとうございました

 本日、ブログへのアクセスが10000をこえました。みなさま、たいへんありがとうございました。

 ふりかえってみれば2008年は、後期高齢者医療制度の導入で日本の医療が大変なことになりました。このブログでは、制度の発足前から厚生労働省の出す情報をチェックし重要な点を医療関係者以外のかたにもできるだけわかりやすく書こうと考えました。

 私たちの予想をはるかに超えて後期高齢者医療制度反対運動は盛り上がりました。この国にもまだ民主主義があったのだと希望がもてました。

 公立病院のPFI-SPCによる民営化がゆきづまり、民営化すればさらに赤字が膨らむということが明らかになったのも、2008年の大きなニュースでした。民営化崇拝主義がバベルの塔のように音を立てて崩れていきました。おかげで、銚子市立病院や松原市立病院のように、市が病院運営の匙を投げるという情けない状況もうまれました。

 そのような中で、政府による社会保障費2200億円削減路線は破綻しました。いつまでも社会保障を減らしては日本の国が滅んでしまうことが明らかになったのです。無能な麻生sorryの支持率は奈落の底へ落ちていきます。

 年末になって、派遣切りが強行され、8万5000人が職を失うという大災害が発生しています。しこたま儲けをためこんだ大企業の連中が、自分だけは肥え太りながら、たかだか時給1000円の労働者をクビにして家からも追い出すという、鬼畜生のような実態です。大企業の社長という連中は君が代を百万回歌わせても国を愛する心を持つことはないのではないかと、誰もが怒りにたぎっています。

 しかし、年越し派遣村の運動で500人の失職者が生き延びることができるという明るいニュースもありました。日本中からボランティアがかけつけました。

 2009年は、引き続き庶民にとっては厳しい日々が続きますが、私たちはがまんして泣き寝入りして殺されてしまうわけにはいきません。弱いものどうしが暖めあい、励ましあい、力をあわせて生き抜いていきたいと思います。そしてみんなの共有財産であったはずの金をちょろまかして隠してしまって知らん顔をしている連中の真相を暴き、首根っこを引っつかんでやろうではありませんか。

 2009年も、引き続きみるめ君の労働相談箱にご注目、ご声援をお願いいたします。

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