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Boa-tarde! 長浜派遣村

 3月28日と29日、滋賀県長浜市の長浜中央公園で、労働生活大相談会・長浜派遣村が開村します。

 琵琶湖のほとりにある長浜市、JR東海道本線と北陸本線の分岐点である米原のちょっと北にあります。名古屋圏にも近いし関西圏にも近い交通の要所。というわけで、工場がたくさんあります。

 たくさんのブラジル人労働者が働く町としても有名です。その長浜で、三月末の大量派遣切りの嵐が吹き荒れているのです。ブラジル人労働者は、真っ先に首を切られてしまいます。かつて日本からの移民をたくさん受け入れてくれたブラジル。そこから日系人が日本に移り住んできても、「外国人だから」と粗末に扱うというのでは、なんとも情けない話です。

 長浜派遣村では、派遣切りされた人のための生活相談・労働相談・炊き出しなどを行います。 

 ところが、なんと長浜市は当初「公園での炊き出しは許可しない」 と言いました。本当は困っている人を助けるのは行政の責任ではないですか。それを労働組合であるなかまユニオンが替わりにボランティアをつのって開催するのに、行政が応援するどころか妨害するなんてひどすぎます。毎日新聞も批判の記事を書きました。

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 ちなみに、ブラジルの言葉であるポルトガル語で「こんにちは」はBoa-tarde(ボア・タールヂ) 「おいしい」はgostoso(ゴストーゾ) 「ありがとう」はobrigado(オブリガード)です。みなさんも覚えてくださいね。

 長浜派遣村の開催される長浜中央公園へは、JR長浜駅から東へ歩いて30分くらい。国道8号線ぞいの市民体育館の横です。カンパ・ボランティア募集中です。 

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