インフルエンザのワクチンは不足していますが、心配いりません
台風も過ぎていよいよ秋らしくなってきました。インフルエンザ騒動もまた新たな段階にはいってきます。
インフルエンザ予防接種が今日から開始になりました。病院現場では、インフルエンザワクチンが手に入らないことが問題になっています。今年は、「新型」インフルエンザ騒動のおかげでワクチンを欲しいという人が多くなってしまい、結果的に私たちの働く職場のような中小病院にはあまりまわってこないのです。
みなさんに知っておいていただきたいのは、「インフルエンザ予防接種をして欲しい」と病院に申し込んでも、「ワクチンが無いので無理です」と断られる場合もあるということです。日本全国で不足しているのですから。
しかし、あわてることはありません。インフルエンザの予防接種ワクチンは、これまで何十年間も使われてきたのに、効果があったためしが無いのですから。効きもしない予防接種ですから、それを受けることができなかったからといって気に病む必要などないのです。
問題なのは、インフルエンザ恐怖症の人が激増しているということです。「インフルエンザにかかるくらいなら死んだほうがましだ」というような極端な考えの人までいるのですよ。何かカルト的な新興宗教にとりつかれたようなかんじです。どうにかしています。
ほんとうに恐ろしいのタミフルの副作用です。タミフルは脳への悪影響があるので、特に10台の子どもには絶対に使わないでおこうということになっているのに、子どもにもタミフルを飲ませようという悪意のある宣伝をする輩がいるのです。腎不全のかたや妊婦にもタミフルはものすごく危険なのに、飲ませろ飲ませろと無責任にわめきちらす奴がいるのです。
タミフルの薬害について詳しく知りたい方は、薬害タミフル脳症被害者の会のサイトを一度ごらんになったらいかがでしょうか。
新型インフルエンザとタミフルの危険性については現在発売中の「薬のチェックは命のチェック 第36号」がくわしいのでおすすめです。
なかなか普通の書店にはおいてないので、医薬ビジランスセンターのサイトから申し込むのが早いとおもいますよ。
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コメント
みるめさん、徳間書店から出ている五時元文庫って知ってますか?10月出た新刊で、題名がインフルエンザをばら撒く人々 といいます。読んでビックリですよ。(過激とおもわれたら掲載しないでください。でも読んでね)
投稿: ワクチン反対ママ | 2009年10月17日 (土) 23時14分
ワクチン反対ママさん、コメントありがとうございます。
さっそく書店で「インフルエンザをばら撒く人々」を見つけたので買いました。医療関係の本のコーナーではなく、精神世界の本のコーナーに置かれていたので、ちょっとびっくりしました。
読んでみます。
投稿: みるめ | 2009年10月20日 (火) 22時17分