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新型インフルエンザ予防接種騒動・ワクチン利権に群がるのは誰

 インフルエンザA(2009H1N1)(いわゆる新型インフルエンザ)ですが、大阪での流行は減少傾向にあります。しかし、新型インフルエンザ予防接種をしてほしいという人がたくさん病院にやってきているので、えらい騒ぎが続いています。インフルエンザ騒動よりも予防接種騒動のほうが被害が大きくなっています。

 病院職員にたいする接種も11月下旬から始まっています。患者に濃厚接触する機会が多い看護師などの職種から順番に接種が行われ、事務系職員にも接種が始まりました。

 世界的なインフルエンザ騒動のせいで、なんとなく接種を希望する職員が多いのは事実です。しかし、中にははっきりと接種を希望しない職員もいます。病院職員はインフルエンザ予防接種が効果が無いことをこれまで何年もの経験で知っています。特に新型インフルエンザはすでに流行が始まっている病気なのですから、その予防接種には手遅れどころかなんの意味も無いことは、ちょっと医学を勉強した人ならわかりきったことなのです。また、インフルエンザワクチンが効果が無いわりに副作用が多発することも知っています。ですから、インフル予防接種なんて本音ではしたくないという人もいるのです。

 しかし、半ば強制的、業務命令的に接種が行われています。病院内の予防接種マニュアルには「接種を希望しない人には接種しない」と書かれているのですが、その規定はほとんど無視されています。

 予防接種のせいで熱がでたり気分が悪くなったりする職員が続出しています。しかし、仕事を休むこともできず、我慢して働いています。体調が悪いときには予防接種はしないほうがいいという医療界の常識はいつのまにか崩れ去り、風邪気味とか体調の思わしくない職員にも半強制的に予防接種が行われているからです。

 「今のうちに予防接種しておかないと、1月になったら毒ワクチンが輸入されるぞ」というような笑い話のような会話が飛び交っています。イギリスのグラクソ・スミスクライン社が作った新型インフルエンザワクチンが、通常のワクチンをはるかに上回る大量の副作用報告があり、ついにカナダで死者が出てしまったので、「毒ワクチン」と言われているのです。カナダではこのインフルエンザワクチンが使用禁止・回収という騒ぎになっています。

 日本の厚生労働省は、すでにグラクソ・スミスクライン社のインフルエンザワクチン3700万人分の輸入を決めています。1月からこの輸入ワクチンが日本の病院に出回るというのです。すでに患者からも「この病院で使っているワクチンは国産か、輸入品か」という問い合わせが来ています。

 まったく、ばかばかしいことです。すでに新型インフルエンザの流行が峠をこえてから、有害性の高い粗悪品のワクチンを大量に輸入して病院に供給するなんて、ひどい話です。

 無駄な国家事業が無いかの仕分け作業のことがニュースになっていましたが、粗悪品ワクチンの輸入ほど無駄なことはありません。無駄だとわかっているのに粗悪品ワクチンの大量輸入を行うのは、ワクチン利権があるからなのです。

 新型インフルエンザ予防接種の料金は、私たちの病院では一人一回で3600円です。地域により、医療機関により、若干やすいところ、高いところもあるでしょうが、おおよそどこの病院もそんな金額でしょう。

 では新型インフルエンザワクチンの仕入れ値はいくらか。これは定価が公開されています。二人分のワクチンが入った小さなアンプルが一本で約3000円ですから、一回の接種用では1500円です。これが20人分入りの大きなバイアルなら、一回あたり1300円におさえることができます。問屋が定価よりも値引きをしてくれれば、さらに安くなりますが、ワクチン不足というキャンペーンがあるので値引きはまず考えられません。

 どちらにしても、病院には一回の接種で2000円以上の純利益が入るのです。診療報酬が低く抑えられ、医療崩壊の瀬戸際で苦しむ医療業界にとっては、インフルエンザ予防接種というビジネスは、とんでもなくおいしいドル箱なのです。

 もっと大きい利権は、ワクチンを製造する巨大製薬企業、そして粗悪品ワクチンの輸入を決めた政治家たちのところにあります。グラクソ・スミスクライン社から多額のキックバックが日本の政治家に流れ込むという観測は、病院業界では常識的なことになっています。せっかく政権交代したのに、またしても金権腐敗がはびころうとしているのです。

 私たちは、新たな薬害の発生を予防するために、グラクソ・スミスクライン社の粗悪品ワクチンの輸入を政府が見直すように求めます。

 新型インフルエンザワクチンの問題については、新型インフルエンザ市民対策会議の情報などが、ワクチントークのサイトで手に入りますよ。

ワクチントーク

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