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ワクチン・ハラスメントとでも呼ぶしかない実態

 私たちの働く病院でもインフルエンザ予防接種が行われていますが、昨日は職員への季節性インフルエンザワクチンの集団接種が行われました。

 今日は職場では、「予防接種のあと、なんとも無かった?」「わたしは大丈夫」「よかったねえ」というような会話が交わされました。副作用がきついということをみんなが知っているからです。

 しかし案の定、はげしい副作用に見舞われた人もいました。頭痛、倦怠感が24時間たってもおさまらないという訴えもありました。具合が悪くても仕事を休むわけにもいかず、今日一日無理をして勤務をしていました。

 看護師さんによれば、接種した腕が腫れあがるという副作用が多くみられるとのことです。

 全国的には季節性インフルエンザワクチンよりも新型インフルエンザワクチンのほうが副作用が多く報告されているのですが、私たちの職場ではなぜか「新型ワクチンよりも季節性ワクチンのほうが副作用が多い」と言われています。これは経験的なものであって、きちんとした統計をとったわけではないのですが。

 11月末に厚生労働省が発表したデータでは、新型インフルエンザ予防接種の副作用報告は全国で989件。そのうちギラン・バレー症候群や肝機能異常などの重篤な副作用は93件。新型ワクチンによる死亡者は今のところ26人でした。26人のうち16人が財団法人化血研の製造したワクチンを使っており、特にロットナンバー「SL02A」は7人が死んでいるそうです。

 病院職員がインフルエンザ予防接種を強制された場合に、万が一深刻な副作用で後遺障害が残った場合の責任のありかが問題になっています。私たちの働く病院でも、医学的な知識のある看護師の部署では「ワクチン接種は自発的なものであって強制はしない」ということがあたりまえになっています。効果と副作用について一人ひとりが判断して接種をするかどうか決めるわけです。

 しかし、病院職場とはいえ医学的レベルの低い一部の部署では事実上の強制接種が行われてます。モンスター上司がパワーハラスメントにあけくれる部署では、部下へのいやがらせの手段として予防接種を強要するケースすら発生しています。ワクチンの副作用をみんながよく知っている職場だからこそ、予防接種強要がハラスメント(いやがらせ・いじめ)の手段として使われるわけです。ワクチン・ハラスメントとでも呼ぶしかない実態です。

 ワクチン・ハラスメントにあっても、なんの副作用もなければ一時的にいやな気分になるだけで結果的にはたいしたことはないわけですが、強制接種でもしもギラン・バレー症候群になり重い身体障害が発生したような場合、その責任の所在はいったいどうなるのか、大問題なわけです。「ワクチンの副作用は自己責任」という厚生労働省の言い分ははたして正しいのでしょうか。よーく、考えていきたいものです。

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