中原医師過労自殺事件が和解へ
東京の病院で勤務していた小児科医の中原利郎さんが過労の末に自殺した事件で、7月8日、最高裁で和解が成立しました。
中原さんは、ものすごい長時間の過重勤務と重責のせいでうつ状態になり、1999年8月16日、職場の屋上からとびおりて亡くなりました。
遺族は労災を申請しました。労災は認められましたが、高裁判決が病院側の責任を認めようとしなかったので、最高裁判所へ上告していたのです。
私たち、なかまユニオン小松病院分会も、中原さんの遺族を応援してきました。
そして今回、最高裁は「よりよい日本の医療のために」と遺族と病院に和解を勧告。和解が成立し、病院側は責任を認め哀悼の意を表明し解決金を支払うことになりました。
日本では医師は不足しています。医療技術が高度化し、高齢化が進み、医療ニーヅが高まっているのに医師を減らしてきた自民党・厚労省の失政が、医師の過労と疲弊をもたらしたのです。
私たちは、中原さんの裁判の和解を心からお祝いし、これをいかして医療職場から過労死をなくすために奮闘していきたいと考えています。
関係ありませんが、梅雨も終わっていないのにセミが地中からあらわれて成虫になったようです。本格的な夏ももうすぐです。
| 固定リンク
「長時間労働は体に毒です」カテゴリの記事
- 裁量労働制は「定額働かせホーダイ」・ぶっつぶせ!(2018.02.26)
- なかまユニオン・2018新年の声明(2018.01.01)
- 全国医師ユニオンが医師の働き方改革に関する声明を発表(2017.09.11)
- 東京オリンピックの工事のために新人労働者が過労自殺(2017.07.25)
- プレミアムフライデーが定着? 読売新聞=虚構新聞?(2017.06.28)



コメント
こんばんは!!
ご無沙汰していました。!!
政策の結果の痛ましい事件。
単に労働裁判では無いですよね。
この裁判の結果を今後どう生かしていくかが大事な所と思います。
なかまユニオン小松病院分会の皆さんも、大変ご苦労されたかと思いますが、和解が成立し、病院側が責任を認めた時の喜びは大きかったでしょうね。
僕の裁判も、単に労働裁判に終わらせること無く、労働社会に一石を投じられるよう頑張っていきたいと思います。
これからも宜しくね。!!
投稿: bestsyot | 2010年7月13日 (火) 21時29分