金持ちのための犠牲になるのはゴメンだ！APECに抗議

　レイバーネットを見ていたら、なつかしい神奈川シティユニオンの旗が現れました。その画像です。

　これは、１１月１３日に横浜で行なわれた「いらない！APEC・横浜民衆フォーラム」のようすです。神奈川シティユニオンは、一年前に最高裁判所ヒューマンチェーンの時に私たちの作ったドラゴンをお譲りしたという関係です。南米などの在日外国人労働者が組合員に多く、国際的な視野で労働組合を展開していらっしゃいます。

　各通信社が報道している「いらない！APEC」の画像をいくつか紹介しましょう。

 

　横浜のAPECは、過剰な警備で横浜の街がゴーストタウンになっているというので、市民や観光客が困っています。たいへん迷惑なAPECは、そこで話し合われている内容も実に困った内容なのです。

　関税をなくしてしまおうという案がでていることは、テレビのニュースでも報道されていました。関税をなくせば、パナソニックなどのスーパー大企業はめちゃくちゃ利益を出します。ところが、日本中の農家が滅亡してしまうというのです。そうすれば、農家の人がすべて失業します。すでに失業者があふれている日本の国は、経済破綻・沈没してしまうのです。

　「貿易の自由化」といいますが、ごく一部の金持ち大企業にだけには自由を与えて、庶民は滅亡しろというのが、その実態なのです。金持ちの繁栄と引き換えに日本の滅亡をもたらすような計画に菅sorryが参加してにやにや笑っているのを見ると、寒気がしてきますよね。

　APECに先立って韓国のソウルで開催されたG20でも、貿易自由化の陰謀が謀議されました。韓国の労働組合は、そんなG20に激しく抗議しました。１１月６日から７日にかけてソウルでは民主労総による「非正規なんてごめんだ！G20を許すな！」労働者大会が開催されました。また、１１日には「人々のことが優先だ！自由貿易協定糾弾・国際共同行動」が行なわれました。韓国のチャムセサンの記事がレイバーネットで紹介されていたので、その画像をいくつか紹介します。

「Put people first！」とは、「人々のことを優先しよう！」という意味です。「経済成長」とか「自由化」とか金持ちが考え出したでたらめで空疎な概念を崇拝するよりも、今そこに生きている人のことをよく考えようということです。

くわしくは、レイバーネットをご覧ください。

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