« 2011年・あけましておめでとうございます | トップページ | こんなところにもアスベストが使われています »

小松病院、もうすぐ建て替え工事です

 小松病院は、この春から新築工事が始まります。遅くても3月には着工される予定です。

2011_01030126

 工事は、小松病院の建物の一部と旧デイサービスセンターなどの建物を取り壊すところから始まります。取り壊したところに、新病院の建物が建築される予定なのです。

 病院が稼動しながらの建て替え工事なので、なかなかたいへんです。もともと狭い土地の中でやりくりしなければならないからです。

 さて、私たちは今、アスベスト問題に注目しています。何十年も前に建てられた病院の建物には、アスベストを含む建材が使われている可能性が高いからです。アスベストを含む建物を取り壊せば、アスベストの塵が飛び散る危険性があるのです。

 アスベストというのは、石綿のこと。繊維状の鉱物です。加工が簡単で断熱性・耐火性にすぐれているということで、以前は日本では大量に建築に使われていました。

 ところが、このアスベストはもろくて、崩れると目に見えないほど小さい塵になって空中を浮遊します。これを吸い込むと肺癌になるのです。

 こまったことに、アスベストの潜伏期間は長く、30年~40年と言われています。吸い込んでもすぐにはなんともないのに、40年後に肺癌になるのです。

 関西では、尼崎のクボタがアスベストを大量に使っていたので、そこで働いていた労働者だけではなく、周辺の住民までが肺癌になりました。

 クボタの例では、少しずつ長期間にわたってアスベストを吸い込んだ被害なのですが、短期間に大量のアスベストを吸い込んでも危険性は同じです。阪神淡路大震災の時に大量の建物が倒壊したので、この時に大量のアスベストの塵が神戸の町を覆ったと考えられています。被災された方の中には、アスベストを吸い込んでしまった方もいらっしゃるはずです。何十年かあとに、その被害が明らかになるのです。

 もちろん、今ではアスベストを建物に使うことは禁止されています。古い建物の取り壊しが問題になっているのです。

 私たちは、小松病院の建て替え工事に伴ってアスベスト飛散などの環境被害が発生しないように願っています。もし万が一にも問題があれば、被害を真っ先に受けるのは工事に従事する下請け労働者ですし、病院の職員や患者、周辺の皆様にも迷惑がかかることになります。そのようなことが無いように、労働組合として注意をはらっていきたいと思っています。

2010_12240007

|

« 2011年・あけましておめでとうございます | トップページ | こんなところにもアスベストが使われています »

小松病院をもっと良くしよう」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/492777/38350209

この記事へのトラックバック一覧です: 小松病院、もうすぐ建て替え工事です:

« 2011年・あけましておめでとうございます | トップページ | こんなところにもアスベストが使われています »