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労働解放に恋焦がれる情熱家、ファン・イナがやってくる

 韓国の現代自動車非正規職労組のファン・イナさんが、大阪にやって来ます。

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 ファン・イナさんは、現代自動車で派遣労働者として働いてきました。

 韓国には、「派遣で2年間働いたら、その人を正社員にしなければならない」という法律があります。ところが、現代自動車はその法律を無視して2年以上も派遣のままで働かせて来ました。派遣だからということで、給料はもとより、さまざまな点で差別をしてきました。

 2010年7月、韓国の大法院(最高裁判所)は、現代自動車は有罪であるという判決を出しました。2年間以上派遣で働いてきた労働者を正社員にするように判決を出したのです。ところが、現代自動車は「法律よりも会社の儲けが優先する」と言い放ち、この判決をも無視するどころか、派遣社員たちをいきなり解雇するという暴挙に出たのです。

 現代自動車非正規労働組合は、工場内でストライキに突入。そのまま会社の工場内にたてこもり、抗議の座り込みを続けました。すると、会社は何百人もの暴力チンピラを雇って、組合員に対し殴る蹴るの暴行を行なわせました。

 あまりの会社の横暴を目の当たりにして怒りが頂点に達したファン・イナさんは、みんなが見ている前で自分の体に油をかけて火をつけてしまいました。昨年の11月20日のことです。

 韓国人ってはげしいなあと思うわけですが、韓国人が自分の体に火をつけるとき、死にたいと思って火をつけるのではないようです。自由に恋焦がれ、解放に恋焦がれる感情がつのるあまりに、不正な権力に対する抗議の意思表示として火をつけてしまうのです。

 ファン・イナさんは、職場の仲間たちにおさえられて火を消され、救急車にかつぎこまれても「解雇を撤回しろ!」と叫び続けたそうです。

 そしてそれから1年、ファン・イナさんは重症の火傷からも回復しました。裁判闘争のほうも前進し、ついに年内に復職できるところまでこぎつけたのです。

 自分の体に火をつけて抗議する人って、どんなに怖い人かなって思ってしまうんですが、ファン・イナさんは実際にお会いしてみると、とても人なつこくて優しい感じの方です。胸のうちに熱い思いを秘めている情熱家です。

 ファン・イナさんに会えるのは、以下の行動です。ファン・イナさんの復職を祝い、非正規労働者の人権を守る運動を日本と韓国を結んでひろげていきたいと思います。

パナソニック本社・関電守口包囲デモ 12月7日 11時30分 門真市元町中央公園(京阪西三荘駅から5分・スーパー万代の横)に集合

非正規職撤廃日韓労働者連帯集会 12月7日 午後7時 エルおおさか(京阪淀屋橋から5分)南館101号室 参加費500円(低所得者割引あり)

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