トマリ原発、止まります。5月5日に止まります。
本日、大飯原発の再稼動の決定が見送られました。まったく当然なことです。
360度どちらを見ても自民党員が歩いているといわれるほどの保守王国である福井では、お上の方針をはっきりと批判するようなことはできるだけ避けようという心理が働きます。その福井で、越前市の市議会が「大飯原発の拙速な再稼動に反対する」という意見書をはっきりと決定しました。これがどれほどスゴイことなのか、地下にふつふつとたまった地元の怒りがどれほどのことなのか、よーく考えて欲しいのです。
いかさま占いのようなストレステストで「大飯原発は安全です」と言われても、今さら信用する気になれません。滋賀県の知事も京都府の知事も再稼動に反対しているわけですが、当然ですよね。大飯原発が事故をおこせば、関西の水がめ琵琶湖が真っ先に汚染されるわけですから。
大飯原発は再稼動させず、このまま永遠の眠りについていただくのが、最も良い道だと思います。
そして、5月5日。いよいよ北海道の泊(とまり)原発が止まります。これが日本列島最後の原発です。泊原発が止まれば、日本全国すべての原発が止まることになるのです。これは、子どもの日にふさわしい、ちょっと明るいニュースですよね。
「トマリ原発止まります。5月5日に止まります。」
「トマリ原発止まります。5月5日に止まります。」
口に出して歌ってみると、ちょっといい気分かも。
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コメント
福井の人は、じっと我慢を続けていますが、限界を感じています。
大飯原発の再稼動は、やめていただきたい。
もう、原発はたくさんです。
北陸新幹線を作るかわりに原発の維持を飲めと言われても、ばかばかしいだけです。
北陸新幹線も要りません。いらないのです。福井の人は本音ではそう思っています。ただ、土建業界に金がはいらないと福井は経済がもたないから北陸新幹線に賛成するような顔をしているだけです。
原発のおかげで、どれだけ国土が荒廃したでしょうか。人心が荒廃したでしょうか。
もう、たくさんです。
投稿: 九頭竜の波 | 2012年4月 5日 (木) 23時06分