5月5日は原発ゼロ。枝野の脅かしに負けず、脱原発へゴー!ゴー!
昨日、枝野経済産業DAIJINは、この夏に関西電力管内で計画停電を実施するかもしれないと発言しました。計画停電がイヤなら、大飯原発の再稼動に賛成してもらわねばならないと言ったのです。
これは、脅しです。関西電力の大飯原発の再稼動に反対している関西の人たちに対する、脅迫です。原発がイヤなら強制的に電力を止めるというのは、暴力で国民を脅かして言うことを聞かそうというのと変わりがありません。こういうのを、テロというのです。
原発を動かさなくても、電力は余っています。多くの人たちが、枝野DAIJINのウソを指摘しています。たとえば、週刊ポストの4月27日号には膨大な埋蔵電力が隠されていることが曝露されていました。
埋蔵電力の正体は、大企業の工場が持っている自家発電設備です。
週刊ポストによると、日本中には大企業の工場の自家発電設備が5373万キロワットもあるのだそうです。これは、東京電力の総発電力に匹敵する発電能力です。
昨年の夏、震災で東北地方の火力発電所が止まっていたので、企業の自家発電設備から2213万キロワットが東北電力などに供給されたのだそうです。そういうやり方があるのです。しかも、さらに3000万キロワット分も余裕があるのです。
週刊ポストによると、東京電力や関西電力などの電力会社は大企業に対し「需給調整契約」というのを結んでいるそうです。これは、巨大な自家発電設備をもっている大企業に対しては、電力が不足したときには電力の供給をストップしますよ、という契約なのです。自家発電設備があるんだから、電力不足のときはそちらを稼動させてくださいね、電力会社からは電力を止めさせてくださいね、という契約なのです。
「需給調整契約」を結んでいる大企業は、日ごろからの電気料金が格安に値引きされています。非常事態になったら協力してくださいね、そのかわり日常の電気料金はお安くしておきますよ、ということなのです。
だとしたら、この「需給調整契約」に基づいて、大企業の自家発電設備を稼動してもらうことは、まったく当たり前の事ではありませんか。
このような埋蔵電力を使えば電力は余っているし、計画停電なんてまったく必要ないのです。このことを、枝野DAIJINが知らないとは言わせません。知っていて、国民をだまし、国民を脅かし、国民をコケにするために「計画停電」などという見え透いたウソを口走っているのです、
私たちは、このような枝野DAIJINなど原発利権中毒患者たちのウソに決してだまされること無く、脱原発を実現していかねばなりません。
明日、5月5日には、北海道の泊原発がストップします。日本中で稼動している原発がゼロになります。原発ゼロの日です。
5月5日はゴー!ゴー!の日。脱原発へゴー!ゴー!
なお、週刊ポストの記事を読みたい方は、下記のサイトに置いてありますよ。
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