8日の野田sorryの再稼動決意表明・あまりにお粗末!
昨日、6月8日、野田佳彦sorryが大飯原発再稼動の決意表明をする記者会見を行いました。とんでもない内容です。私たちは、怒っています!
私たちは、大飯原発の再稼動に反対する要請文をあらかじめ野田sorryに届けていたのです。野田sorryがどんなすごい反論をしてくるのか、ちょっと期待していました。
しかしガッカリ。今回の記者会見は私たちの疑問にまったく回答になっていない、お粗末な内容でした。
たとえば、野田sorryはこう言いました。
福島を襲ったような地震・津波が起こっても、事故を防止できる対策と体制は整っています。これまでに得られた知見を最大限に生かし、もし万が一すべての電源が失われるような事態においても、炉心損傷に至らないことが確認をされています。
えっ!おかしいですよね。福島原発事故の原因すら究明されていない状態なのに、事故を防止できる対策と体制は整っていますなんて、どこに根拠があるんでしょうか。
つい先日、野田sorry自身が定めた安全基準にも、津波を防ぐ防潮堤が必要だと書かれていたはず。大飯原発にはいまだに防潮堤が建設されていません。「事故を防止できる対策と体制」はいまだに整っていないのです。それなのに安全だなんて、この男の言っていることはスカスカに空っぽではないでしょうか。
夏の電力供給問題でも、大企業の自家発電設備を稼動させたり、揚水発電所を稼動させたり、中国電力・四国電力から電気をわけてもらいさえすれば、充分にやりくりできるということがテレビでも報道されているのに、そのことには全くふれていません。
福井県の西川知事は、野田sorryの発言の直後にこれをすばらしいと言い、福井県として再稼動の準備に入ると発表しているのですが、こんな空っぽ発言を絶賛するなんて西川知事も同じくらい空っぽな人間だと言われてもしかたありません。福井県民も怒っています。
昨日の記者会見の時から、総理官邸前には4000人の人が抗議のために押し寄せたといいます。
私たちは、こんなお粗末な人物が日本の総理大臣であるということに落胆しています。そして、こんな東電・関電の召使のような連中に負けることなく、あくまでも大飯原発の再稼動に反対するべきだと考えます。私たちも、都合がつけば首相官邸でも国会議事堂でもかけつけるつもりですよ。
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