小松病院分会から再稼動反対の要請文を送りました
なかまユニオン小松病院分会は、大飯原発再稼動に反対する要請文を内閣総理大臣と福井県知事に送りました。
大飯原発再稼動に反対する要請文
大飯原発の再稼動が問題になっています。私たちは、原発事故の際には大きな影響を受けるだろう地元住民として、また関西電力の電力消費者として、原発再稼動に反対します。
第一の理由は、大飯原発の安全性が確認できていないことです。
国が安全基準だと定めている、津波を防ぐ防潮堤はまだできていません。免震管理棟もまだできていません。これでは明らかに安全ではありません。
国の定めた安全基準自体も不十分であって、まだそれだけでは足りないと言われています。大飯原発の裏山のガケが地震の際には崩れるのではないかという問題も持ち上がっています。
第二の理由は、原発を再稼動させなくても夏の電力不足はのり切れるからです。
関西圏の市民や企業が昨年の東京並みの節電努力を行い、大企業が持っている自家発電設備を充分に稼動させ、中国電力や四国電力から電力をわけてもらい、揚水発電所を稼動させれば、電力は充分に供給できます。
私たちは、拙速な判断で原発を再稼動させることがないように、慎重な判断を求めます。
2012年6月4日
なかまユニオン小松病院分会
送付先は以下のとおりです。大飯原発再稼動反対の手紙を、みなさんもどんどん送りましょう。原発利権汚染地帯に住む連中に、「大飯原発の安全は確保されていない」「原発を動かさなくても夏の電力は充分にある」、この二つをきっちりと教えてあげましょう。
910-9580
福井県福井市大手3丁目17番1号
福井県庁 福井県知事 西川一誠
100-8914
東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府 内閣総理大臣 野田佳彦
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