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デモをして社会は変わるのか・7/16集会に参加して思う

 7月16日の「さようなら原発10万人集会」が17万人という空前の人数で開催されてから、「デモをやって社会は変わるの?」とか「デモのやり方も昔とは変わってきたね」とか、「集会・デモ」についての話題がマスコミでもしょっちゅう取り上げられるようになってきました。

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 たしかに、7月16日は「これまで経験したことのないような」大集会・大デモでした。

 集会を呼びかけたのも、坂本龍一さんとか瀬戸内寂聴さんとかいう有名人でした。

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 永六輔さんとか、小室等さんとか、ちょっと世代は上になりますが、テレビでしか見たことがないような人がたくさん参加して発言していました。皆さん、お話が上手な方ばかりなので、集会で国会議員のへたくそな演説を聞かされることにうんざりしていた人には、うれしいことでした。

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 若い世代のアーティストが参加し、「脱原発」をはっきりと打ち出した歌を歌ったのも特徴的でした。以前なら政党の代表者がしゃべっていたような社会情勢についてのお硬いお話を、のりのりの歌で表現してしまうのですから、やる気も断然わいてくるというものです。

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 しかし、7月16日の集会・デモは、有名人がいたから成功したということではないと思います。全国から来た様々な立場の名も無い人々が、「さようなら原発」「再稼動はおかしい」という思いで集まり、表現したということが、大切なのではないでしょうか。

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 日の丸を持った民族派の人とか、昔は世間を騒がせた左翼の党派の人たちとかも参加していました。しかし、そういうイデオロギー色の強い人たちは圧倒的に少数だったと思います。多くは、普通の市民の言葉で考え、普通の市民の言葉でしゃべる、普通の市民だったのです。

 手づくりのメッセージボードを持って参加している人の多さも目をひきました。中には、とてもカラフルだったり、アイデアにあふれていたり、メッセージを伝えようとする真剣さを感じるものがいくつもありました。

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 子ども連れの人も含めて、市民が安全に違和感なく参加できる集会・デモのありかた、これは歓迎すべきことです。主催者がそういうことに配慮してくれたおかげで、一人ひとりの参加者の思いが表現できる集会・デモになったのではないでしょうか。

 デモをして社会は変わるのか。

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 これに対する答えは、「少なくともデモのできる社会にはなる」だそうです。

 自分がデモをするかどうかと本気で考え始めると、私たちの暮らしている社会が思ったよりも不自由であることに気づきます。デモをためらわせる変なしがらみに、知らないあいだに縛り付けられているのです。

 そして、そんなデモに自分が参加する意味があるとしたら、「デモに参加できる自分になれること」ではないでしょうか。

 「自分が言わなければならない時に、正々堂々とものを言える」「大切な人を守るためには、しがらみはあったとしても勇気をもって行動できる」「簡潔にわかりやすく自分の主張を表現できる」「意見の違う人とも、互角に互いを尊重しながら話し合える」

 こういうことがらは、社会の中で生きていく力の一部だと思うのです。

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