7/16脱原発で東京に17万人が集まった!
7月16日、東京のさようなら原発10万人集会には17万人が集まりました。まずは空撮画像から。みんなのカンパで飛ばしたヘリから写したものだそうです。
なかまユニオン小松病院分会も代表が参加しました。
会場になったのはおしゃれな街・渋谷から歩いて20分ほどの代々木公園です。NHKの隣です。
けやき並木には午前10時ころからブースがならび、11時にはサブのステージでの催しも始まりました。
11時になると、メイン会場であるサッカー場の門が開き、続々と人々が集まりました。広いサッカー場にブルーシートをひいていただき、その上に座ることができました。メイン会場だけで6万人の収容力があるのだそうですが、集会が始まる12時15分ごろにはぎっしりと埋まってきました。
この日は、薄い雲がわずかあるものの快晴。照りつける日射しは強。しかし風があったおかげで、体感温度はちょっとましでした。
ステージでは、音楽家の坂本龍一さんが「3.11のあとでは沈黙は野蛮だ」と語りました。詩人ですよねえ。
90歳になったという瀬戸内寂聴さんは、「あんたみたいなおばあさんが行ったら迷惑だろうと言われたけれど、冥土の土産にこの集会でみんなに会いに来た」という、元気なトークを語って、みんなを笑わせて勇気付けてくれました。
集会には被災地福島からもたくさんの方が来られていました。福島から東京まで歩いてきたという「灰の行進」の方は、放射能を帯びた福島の灰を持っていました。この集会の翌日に東京電力にその放射能灰を返しにいくのだと言っていました。なんとも鬼気迫る話です。
手づくりのメッセージ、なかなかすてきですよね。多くの方がナイスなポスターを作って持ってきていました。
もちろん、みるめ君も登場です。
私たちは、原発の真下に活断層がある危険性を訴えました。活断層があるのは大飯原発だけではないことがわかってきたのです。
グリーンピースのブースでは、政府に対するパブリックコメントを書く人がたくさんいました。政府は形だけの意見聴取で原発を再稼動させようとしています。みんなが反対の意見を持っているということを、あらゆる形でつきつける必要があると思います。
17万人が集まってくるということは、前代未聞だそうです。財界権力からの圧力に弱い大手マスコミの取り扱いは小さいですが、私たちにはインターネットで真実を発信する力があるので、これからも脱原発の運動はさらに大きくなることはまちがいがありませんね。
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