アベノミクスでマヨネーズも値上げ!損していませんか?
次のような質問をいただきました。
アベノミクスで物価が2パーセント上がるそうですが、これって私たちには何か良いことあるんですか。物価が上がっただけ損するような気がするんですが、テレビの解説員の人は物価が上がるのがとてもうれしそうで、腑に落ちません。
アベノミクスで物価が上がるのは、皆さん気がついていないかもしれませんが、もうじわじわと始まっています。
輸入食用油が円安のせいで値上げしているので、マヨネーズがもうすぐ値上げになります。7月からキューピーのマヨネーズが、8月から味の素のマヨネーズが値上げです。この2社で日本国内のほとんどのマヨネーズのシェアをもっているので、マヨネーズはすべて値上げだと思っていいのです。
輸入小麦粉も4月から10パーセント近く値上げされています。パンやら麺やら、輸入小麦粉を使っている食品も、すでに値上げが始まっているんですよ。
日本は食品の自給率がすごく低い国で、食料品は輸入にたよっています。大豆とかとうもろこしとか肉とか、基本的な食料品が輸入物です。円安が進めば、毎日食べている食品が目に見える形で値上がりしていくのは、明らかなことです。
また、日本はエネルギーも輸入に頼っていますよね。原油や天然ガスが円安のせいで値上がりしているので、電気・ガス料金も4月から軒並み値上げになっています。
円安になるとなぜ値上げになるのか。これは為替の問題ですので、経済の授業で習ったことがありますよね。日本の製品を外国で購入する外国人にとっては、円安になると購入価が下がります。逆に、外国の製品を日本国内で購入する日本人にとっては、円安になると購入価が上がるのです。
円安になれば、得をするのは外国人です。おかげで、外国人の観光客がたくさん日本に来て買い物をするようになっていますよね。大阪でも道頓堀のあたりに行ったら、日本人より外国人の方が多いくらいです。そういう外国人あいてに商売をしている人にとっては、円安はうれしいことかも知れませんね。
しかし、ほとんどの日本人にとっては円安は食料品などの基本的な生活材の値上がりを意味するので、ぜんぜんうれしくないですよね。
アベノミクスの政治経済学者の天才的に偉い先生方が徹夜で考え出した高等な理論によると、物価が上がれば商品を売る企業が儲かる。企業が儲かれば国民もそのおこぼれに預かる。だから物価が上がればみんなが得をする。こういうことになっています。
「風が吹けば桶屋がもうかる」と似たような話です。実際には企業が儲かってもその恩恵に預かれる人というのは、ほんの少ししかいないですよね。
テレビの解説員の人が、「物価が上がるとうれしい」というような話をニコニコしながらしゃべっているのは、それがあの人たちの仕事だからですよ。内心はおかしいと感じていても、せいいっぱい演技をしないと仕事をもらえないんです。原発事故の直後に同じ解説員の人が「ただちに人体に影響はありません」ってニコニコしながらしゃべっていたの、忘れてはいませんよねえ。
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コメント
テレビで解説している人って、うつ病になりやすい気がする。
ウソばかり言ってるし、それをにこにこしながら言ってる。人間じゃない心を持たないと、あんな仕事できない。
テレビの仕事してなくて良かったなあ、そう思う。
投稿: ががんぼ | 2013年8月26日 (月) 22時18分
ががんぼさん、ブログを見ていただいてありがとうございます。
心にもない事を無理やり言い続けると、精神的ストレスが大きいことは間違いありません。
精神的に麻痺してしまって、何が正しくて何が正しくないか考えるのを止めてしまう人も多いのです。また、何が正しいことなのかにこだわりを持つ人は、矛盾をかかえきれなくて精神疾患を発病することもあります。
おかしな世の中ですよね。
投稿: みるめ | 2013年8月27日 (火) 23時07分