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2013年もインフルエンザ予防接種が始まるが

 次のような質問をいただきました。

 今年もインフルエンザ予防接種の季節です。最近は、子宮頸がんワクチンとか、ワクチンがたくさんありすぎて困っています。お値段もばかにならないし、副作用もあると聞くし。でもワクチンで予防できるのなら、しとかなきゃいけないし。どう考えたらいいですか。

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 私たちの働く病院でも、明日15日からインフルエンザの予防接種が始まります。2013年も、水銀化合物であるチメロサールが入っていないインフルエンザワクチンは少ないので、大人用にはすべてチメロサール入りが使われます。子どもにはできるだけチメロサール無しを使いますが、それも品切れになったらチメロサール入りで我慢してくれという話になっています。「チメロサールフリーのワクチンが欲しい」という要望は、製薬会社には伝わっていないようですね。

 さて、私たちは何年も前からインフルエンザ予防接種がなかなか効果が現れないことを嘆いてきました。医療機関で働いているものとしては、「効き目がありますよ、おすすめです。」と言えたらそれにこしたことはないのです。しかし、インフルエンザが流行する季節になると「今年も効かなかったな」とつぶやくのが常なのです。

 そして、インフルエンザ予防接種による副作用は、毎年必ず報告されるのです。入院するほどの副作用でも、驚かなくなってしまいました。

 インフルエンザに限らず、どんなワクチンにも副作用があります。病原体の死骸や病原体を弱毒化したものを体に注入するのがワクチンなので、ワクチンそのものに副作用のリスクがあるのは間違いないのです。

 ワクチンへの添加物にも毒性があるのはまちがいありません。ワクチンは生鮮食料品といっしょで生ものです。ですから、防腐剤の添加が不可欠です。水銀製剤チメロサールは防腐効果はすぐれています。しかし、なにしろ水銀化合物は尿から排泄されず、体に溜まっていくという性質があります。一回のワクチンでは「ただちに人体に影響はない」のですが、何回ものワクチン接種を繰り返すと、リスクはどんどん高くなるのです。

 「水俣病をくりかえすな」、と水銀中毒の廃絶をめざすことが世界的な流れになっています。そんな時に健康を守ることが使命の製薬会社がチメロサール入りのワクチンを何事も無かったかのように出荷していることに、違和感を感じる方も多いでしょう。

 あらゆるワクチンには副作用があります。しかし、はっきりと病気を予防する効果があるのなら、効果と副作用とを比べて、接種すべきという判断をすることになります。

 結核や麻疹や破傷風のワクチンに効果があることは、世界中のほとんどの国で共通認識になっていると思います。

 ご質問の子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン・HPVワクチン)は、日本で最近になって鳴り物入りで宣伝されているワクチンです。しかし、2013年の6月に厚生労働省は「積極的には推奨しない」と発表し、「ダメだとは言わないが良いとも言わない」というあやふやな態度をとり始めました。

 これは、子宮頸がんワクチンが効果が低いことが最初から予想されていたのに、ワクチン接種を始めてみたら激烈な副作用が報告されたからです。子宮頸がんワクチンの注射はものすごく痛いといいます。子宮頸がんワクチンには「アジュバント」と呼ばれる独特の添加物が入っていて、それが痛みや副作用の原因ではないかと言われています。

 子宮頸がんワクチンについては、私たちも情報を集めているところです。しかし、薬の副作用について詳しく研究している医薬ビジランスセンターが「子宮頸がんワクチンは中止すべき」という勧告を出していることから考えて、現時点ではやめておいたほうが無難だと思います。

医薬ビジランスセンター

 

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