なかまユニオン・2014年旗開き
1月11日、大阪市内のなかまユニオン事務所で、なかまユニオン2014年旗開きが開催されました。
組合員の手づくりのちらし寿司やおでんや鶏つみれ鍋がふるまわれました。恒例の能勢の日本酒も登場です。
2014年は、2013年からの懸案事項がたくさんあります。たくさんの職場で争議が継続していて、なかなか気をぬくことができません。ブラック企業の無法状態をただすためには、裁判でもなんでもやっていかないといけないのです。
学校教員のメンバーからは、大阪市の学校が給食を生徒全員に強制しようとしている問題が語られました。現在は、給食にするかお弁当にするか自由に選択できるようになっています。学校給食があれば、お弁当を作る手間がはぶけるので、以前は給食を利用する生徒が圧倒的に多かったのです。ところが、給食の質が低下し、あまりにもおいしくないものだから、せっかくの給食を断わってお弁当にする生徒がうなぎのぼりに増えてきたのだそうです。今では、給食を選択する生徒は1割にも達しません。これは問題です。
生徒から給食代を徴収して給食を提供しているのですから、給食の質を高めて利用者を増やそうと考えるのが常識的な考え方のはず。ところが大阪市の教育委員会は、生徒全員にむりやり強制するというやり方でこの問題を「解決」しようとしているのです。なんというおこがましい考え方でしょうか。
生徒がいやがる給食を強制する立場に立たされる教員も、本当にやってられません。何よりも子どもたちがかわいそうです。「教育は100%強制だ」と橋下cheesyは言いました。こんな傲慢なやりかたをしているから、国がおかしい方向にいってしまうのです。
私たちは、さまざまな職場の問題解決のために、自分たちの頭で考え、知恵を出し合って2014年も奮闘していきます。
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