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多国籍な街大阪でONE WORLD FESTIVAL

 2月1日から2日にかけて、大阪市内の国際交流センターでONE WORLD FESTIVAL(ワン・ワールド・フェスティバル)が開催されました。

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 これは、関西の国際協力・国際交流に携わるNGOや国際機関など約150団体が参加した、国際交流のお祭りです。「共に生きる世界をつくるために一人一人ができること」というのがテーマです。

 大阪は古墳時代から朝鮮の人たちが渡来してきた歴史がありますし、今ではグローバルに様々な国籍の人が集まる商業都市です。多文化共生がこれほど似合う街はありません。

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 在日外国人やその家族が各国・各民族の料理を模擬店で販売していました。トルコのドネル・ケバーブは最近は日本でもメジャーになってきましたね。

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 これはアフリカのスーダンのお店のクスクスです。クスクスはサハラ砂漠の周辺で食べられている粟つぶのように小さなパスタです。野菜の煮込みをかけて食べます。これがなかなかおいしいのです。

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 スリランカのチキンカレーです。春雨のようなものにカレーがかかっています。南国スリランカの独特のスパイスが使われていて、なんとも言えない上等な風味です。

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 在日のイスラームの方にとっては、イスラームの戒律にのっとった、いわゆる「ハラルな食材」を手に入れるのはなかなか難しいことらしいです。「ハラルな食材」の意味は、屠殺する時によけいな苦しみを与えていない、神様に感謝しながら屠殺された家畜ということです。アラブの方のお店は、当然お肉はハラルな羊です。

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 不思議な調べの民族音楽や元気な民族舞踊のステージもあり、なかなか盛り上がっていました。

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 フェスティバルの中では、最近日本で問題のヘイトスピーチについて考えようというような難しいテーマの講演会も開催されていました。まずは、お互いのお国の食べ物を食べ、音楽を聴き、民芸品を購入し、文化を交流するところから相互理解を深めていきたいものです。

 フェスティバルには日本人と外国人とのダブルの子どもたちもたくさん参加していました。新しい時代には、国際交流がもっと盛んな街として大阪が栄えていったらいいなと思いました。

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