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生ぬるい奴は鬼でも喰わない

 金城実さんの彫刻展「生ぬるい奴は鬼でも喰わない」が関西各地を回っています。

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 金城実さんは沖縄の浜比嘉島の生まれです。大阪で夜間中学の教師をしながら、庶民の姿を描いた彫刻を数多く作ってきました。大阪ではあちこちに金城実さんの彫刻が設置されています。

 最近では沖縄の読谷村にアトリエを設けて彫刻を作っています。金城実さんは、大阪で暮らしていたころに沖縄差別を受けてきた苦しい経験から、差別され抑えつけられてきた庶民の姿を彫刻に作り上げてきました。権力によって人の命が奪われたことへの強い怒りや告発、そして明るく生きていこうとする庶民への優しいまなざしが感じられます。

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 彫刻展の名称にもなった「生ぬるい奴は鬼でも喰わない」という木彫像です。これは、鬼が人間をつかまえて食おうとしたが、煮ても焼いても食えないような生ぬるい奴だったので吐き出してしまった、そういうお話に基づいています。

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 この像には顔が四つあります。鬼の背部には仏の顔があるのです。

 「半鬼半仏」の姿は、労働組合のあるべき姿とも言えます。こき使われて傷ついている労働者に救いをもたらす「仏」は、人権を傷つけるブラック企業に対しては「鬼」の形相で迫っていかなければなりません。

 そして、今の世の中、煮ても焼いても食えないような生ぬるい奴が本当に多すぎます。憲法を正々堂々と改正することができないものだから、「政府解釈」で憲法違反の自衛隊戦争派遣を合憲だと言いくるめようとする卑怯な政治屋達もそうです。

 労働者をいたぶる時だけは目を輝かせてケタケタ笑っているのに、肝腎の仕事で難しい案件がやってくると逃げ出してしまう、ふがいないパワハラ上司もそうです。

 こんな奴ら、まずくてたまらないけど、寄ってたかって食い殺してやりたいですね。

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 金城実関西巡回展2014は、本日までは大阪の速成寺で行なわれていましたが、今後は次のように開催されます。

 7月15日~7月21日 班家食工房アトリエ (大阪・生野区)

 7月25日~7月27日 神戸学生青年センター (神戸・六甲)

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