反貧困フェスタやねん!2014・大阪
10月12日、大阪市南部の長居公園で、「反貧困フェスタやねん!2014」が開催されました。
台風が近づいていて風が強かったのですが、幸いにも雨は降りませんでした。
今年の反貧困フェスタのテーマは「子どもの貧困」。社会の貧富の格差が広がり、貧困に苦しむ人がどんどん増えている中で、子どもたちがその悪影響を深刻に受けているというのです。
確かに、学童の給食の予算が削られてしまったというような話を最近よく聞きます。
シャボン玉は昔は、生まれてすぐに死んでいく乳児の命に例えられていました。医療や公衆衛生の不十分さから、生まれた命がすぐに失われていった時代がありました。
現代は、生まれてすぐに亡くなる命はたしかに少なくなりましたが、貧困のためにそもそも子どもを作ることができないような社会になってきています。消費税はあがるし、商店街のお店はつぶれるし、生きることそのものが難しい時代になってきています。「子どもを作るなんて考えられない。それどころじゃないよ」という声を、よく耳にします。
反貧困フェスタには、金持ちがさらに金持ちになり、ギャンブル依存症の人がすっからかんになっていく「大阪カジノ構想」に反対する人たちも来ていました。景気回復の手段が公営のバクチの推進だなんて、橋下市長の考えは間違っていますよね。
なかまユニオンも、おでんの店などを出しました。私たちは、作られた貧困、仕組まれた貧困に反対し、みんなが生き残っていけるような社会をめざします。
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