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みるめ君には韓国の話題が多いのはなぜ

  匿名希望の方から次のようなご質問をいただきました。

  みるめさんのブログを見ていると、韓国の話題がよく出ているように思います。どうして韓国の話題をよく取り上げるのでしょうか何か理由などがありましたら教えてください。

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  いつもブログを読んでいただいて、ありがとうございます。私たちのブログに韓国の話題が多いのは、本当のことです。これだけ「韓国は嫌いだ」というような本が出版されている今の日本では、確かにちょっと珍しいかもしれませんね。

  私たちのブログで韓国のことがよく話題になるのは、韓国の労働者の友人が多いからだと思います。

  韓国人にもいろいろな人がいるのですが、友人になってみて思うのは、人と人との距離感が近い人が多いということですね。 

  いったん友達になってしまうと、まるで家族のように固い友情が発生します。久しぶりに会えば握手どころかハグするのは当たり前。人と人との距離感を遠くに保とうとしがちな日本人にとっては、それが暑苦しいと感じることもあるのです。しかし、建前にとらわれない情の熱さに心が温かくなることも多いのです。

  日本人も昔はもっと情にあつかったと言います。やれ生産性だ、やれ競争だと社会全体が自分の金儲けのことだけで精一杯になってしまい、人情が薄れてきた日本人にとって、韓国人とのつきあいの中に懐かしさのようなものを感じることがあるのは事実です。ぬくもり、と言ってもいいのかもしれません。

  韓国の労働者と話していると、日本と韓国とが社会の制度的には似ている点が多いということに気づきます。たとえば、「労働者派遣」という制度も日本から韓国に輸出されたものだそうです。最近になってもこのような現象がおきるのは、昔、韓国・朝鮮が日本の植民地だった時に、日本の社会制度の骨格が韓国に取り入れられたという歴史があるからだと聞きました。

  風土も似ていますよね。最近紹介した「もうひとつの約束」という映画には、韓国の東海岸の漁村で名産品のホヤを食べる場面が出てきます。日本海(韓国では東海)に面した漁村の風景は、日本の日本海側の漁村とよく似た風景です。日本の東北名物のホヤを、韓国の漁村でも食べるのだなと、親近感を感じます。

  なかまユニオンの国際交流活動の中では、イラクのクルド人と出会うこともありました。イスラームの社会で暮らす砂漠地帯のクルド人の文化は日本人とはずいぶん違っていて、驚かされることばかりでした。それと比べたら、韓国と日本とは兄弟のように近い国どうしなのだなと感じるのです。

  もちろん、韓国人と日本人とが違うなあと感じる点もあります。死生観は違いますよね。「あの世に成仏する」という日本人の仏教的な感覚は韓国人には通用しません。死んだ人の魂と一緒に生活し続けるのが儒教的な発想です。「安らかにお眠りください」とは韓国人はなかなか言いません。大切なものを失った心の傷が、心の中でしこりとなり、逆に積極的に生きる力に変化していくという韓国の「恨」(ハン)の発想は、日本人にとってはなかなか理解しづらいものがあります。

  なぜ、なかまユニオンに韓国人労働者の友人が多いのかといえば、それは資本の経済活動が国境を越えて広がっているからにほかありません。かつては日系企業が韓国に進出して不当労働行為をしたということで韓国人労働者が日本の本社にまで抗議に来ることがありました。そんなときに、なかまユニオンは「韓国人は仲間じゃないよ」とは言いたくありません。韓国人でも、労働者は労働者です。みんなが仲間なのだと思いたいし、実際につきあってみれば深く結ばれた仲間になってしまうのです。

  最近では、韓国のサムスンの下請け事業を日本の有名電機メーカーが請け負っているというぐらいで、逆に日本の労働者が不当労働行為を受けたら韓国の本社に抗議に行かなければならないかもしれない情勢になってきました。

  そんな感じで、なかまユニオンの組合活動をしていると、イヤミな連中が勝手に作った国境はどうでもよくなってしまい、自然に韓国人とつきあいが多くなるのですね。

  「日本はどんな国?」と遠くアフリカの人にもし聞かれたら、「アメリカの同盟国だよ。」と説明するよりも、「韓国の東側にある島国さ。日本人も韓国人も漬物というものを食べるのさ。」と説明したほうが、よく理解してもらえると思うのです。

  国境を越えた友情がしっかりと結ばれていれば、歴史認識についても腹をわって話し合っていける土台ができあがると思うのです。血の通わない理屈の展開で隣国を一方的に悪く言う某マスコミがありますが、それはどうだかなあと、思ってしまうのです。

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