アイヌ料理のユクオハウを食べました。
北海食材イタリアン「ケラピリカ」でアイヌ料理のユクオハウを食べました。
「ユク」はアイヌ語でエゾシカのこと。「ユクオハウ」はエゾシカの肉の煮込みです。
エゾシカは北海道にいる野生の鹿です。最近のジビエ(野生肉)ブームのおかげで、大阪でもエゾシカの肉が流通するようになりました。気候の温暖化と、天敵であるエゾオオカミの絶滅のおかげで、北海道ではエゾシカがかなり増えているのだそうです。
エゾシカは、かつては鮭とならんでアイヌの主な食料でした。明治時代にエゾシカの数が減ってしまったおかげで、アイヌの人たちは飢餓に陥ってしまい、伝統的な食習慣を続けることが難しくなったのだそうです。
よく煮込んだエゾシカの肉は、ジビエだけあって鉄分の多い濃密な味でした。でも、羊ほどしつこくなく、あっさりした感じ。カロリーは低めなのではないでしょうか。
アイヌの文化では、エゾシカは神様からの贈り物なのだそうです。北海道の大地の神様からの贈り物、おいしくいただきました。
ケラピリカは、アイヌ料理もありますが、北海道の食材を使ったイタリアンというコンセプトのお店です。北海道の海の幸、山の幸がイタリアンにアレンジされています。女子会にもよさそうな感じ。
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