最終回を迎えたべジバル祭り~すべては土とともに~
第5回べジバル祭り~すべては土とともに~が、5月5日に大阪市内の高津宮で開催されました。
震災、戦争、TPP、いろんなことに賛成か反対かを迫られるけど、大人たちが土に近いところにいなければ、間違った選択になってしまう。だから、こどもの日にもっと土に親しみましょう。土を大切にして野菜を作る人の体温を感じましょう。そんな思いの祭りです。
たしかに、日常の仕事では「赤字か黒字か」、お金のことばかり、売上額のことばかり考えていて、ふっと振り返ってみると、大切なものが見失われている気がします。お互いの体温を感じながら生きていくって、大切ですね。
祭りのお店には、肉と魚はありません。チーズはOKだそうです。別に、宗教的に肉食を否定しているのではなくて、土を大切に作られた野菜のおいしさを感じてほしいという趣旨だそうです。
チャパティでゴボウなどの野菜を巻いた、チャパティロール。これは美味い。菜食主義者の多いインドの人たちは、野菜を上手においしく食べる文化をもっています。
ひよこ豆のコロッケ、ファラフェル。ピタパンにサンドし、ちょっとピリッと辛いソースをかけていただきます。これも美味い。エジプト、パレスチナ、イスラエルのあたりの庶民の日常食です。
Studio FATEさんの、真昆布ヴィーガンCURRYパスタ。昆布の出汁とカルダモンの香りと豆乳のコクで、めちゃうま。
ご飯のワンプレート「ナシチャンプル」はインドネシアスタイル。インドネシア語で「ナシ」は「ごはん」、「チャンプル」は「混ぜる」です。沖縄でも混ぜ合わせることを「チャンプルー」って言いますよね。タケノコのココナッツカレーとか、ご飯にあいます。豆がたくさん使われていて、たいへんヘルシーです。
べジバル祭りは、5回目の今回が最終回です。なんとも惜しいです。でも、ここで出会った人のことはずっと忘れないように思います。
無農薬のオリーブオイル、レモン、白しめじ、ニンジンなどを購入して帰りました。おいしい野菜料理が食べられるご飯屋の情報もたくさんゲット。確かに、野菜の生産者の体温を感じた一日でした。
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