GOOGLEで世界規模のストライキ・セクシャルハラスメントなくせ!
11月1日、GOOGLE社の労働者が世界中で一斉にセクシャルハラスメントに抗議するストライキを行いました。
「もしあなたがセクハラかなって思ったら、それはセクハラ」
今回の抗議行動は「ウォークアウト」(WALK OUT)と呼ばれる形で、業務をある決まった時間に中断し、全員で社外に出て行って抗議するというものです。日本ではストライキと呼ばれますが、欧米ではストライキとは丸一日以上、通常は数日にわたる業務停止を意味するので、このような抗議行動は世界的には「ウォークアウト」でないと通じません。
ニューヨーク、サンフランシスコ、チューリッヒ、ロンドン、ダブリン、シンガポール、ベルリン、東京など世界中の事業所で行われ、数千人が参加したものと思われます。
「労働者の権利は女性の権利だ」とかかげる今回のウォークアウト。GOOGLE社ではセクシャルハラスメントが頻発しているのです。
たくさんのセクシャルハラスメント被害者が「Time’s up!(もう終わりにしよう)」と声をあげたにもかかわらず、企業体質が変わらないことに怒りが爆発し、今回のウォークアウトになったのです。
「90ミリオン・ドルも退職金もらえておめでとう」というプラカードもあります。
これは、セクシャルハラスメントをしたと訴えられたGOOGLE幹部が退職するにあたって、90ミリオン(9000万)ドルもの退職金が支払われたことに抗議しているのです。
90ミリオン・ドルって、1ドル=113円ですから、日本円なら100億円を超えます。ぶったまげー!!
「GOOGLEの男性は、GOOGLEの女性と共に立つ」
セクシャルハラスメントは、女性だけの問題ではありません。一人一人の労働者が、普通に人間として尊重される職場でなければ、過労死とか労災とか、様々な問題が発生してみんなが不幸になるのです。
職場をよくするには、一人一人が行動に立ち上がることが大切です。それが民主主義ですよね。
#GoogleWALKout で、くわしいことは検索できますよ。
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