あのQueenのブライアン・メイが辺野古ネット署名を呼びかけ
Queenのギタリスト、ブライアン・メイさんが、「緊急!」と「辺野古の海を埋めないでネット署名」への参加を呼びかけました。
ブライアン・メイさんは次のようにツィッターとインスタグラムに書きました。
「緊急 !!!緊急 !!! この請願書にサインをして、アメリカ軍の基地拡張によって脅かされている美しいサンゴ礁とかけがえのない生態系を救おう」
「緊急!沖縄のかけがえのないサンゴ礁の破壊を止めるための請願書へ署名する最後のチャンスだ」
投入されているのは、埋め立て許可の申請書類にあるような「岩を砕いたもの」ではなく、赤土に石が混ざったものです。
赤土は、広範なサンゴに致命的な被害を与えるため、沖縄県赤土条例で海への投入が厳しく禁止されています。沖縄県は赤土を投入しないようにと指導しているのですが、日本政府はそれを無視して工事を続けているのです。違法工事はただちに中止すべきです。
世界的にも貴重なサンゴ礁が奇跡的に残っている辺野古の海を埋め立ててしまうなんて、どうかしています。日本政府は「基地を作るとしたら辺野古が唯一の選択肢だ」と、何の説明も抜きに主張していますが、辺野古は選択肢から真っ先に外されるべき場所なのです。「なぜ唯一の選択肢なのか」、まずは説明責任があります。
安倍総理大臣は、「埋立地のサンゴはすでに別の場所に移植した」と言っているのです。確かにごくわずかのサンゴを移植できないか試みられたことは事実です。しかし、そのサンゴ移植は全然うまくいきませんでした。
そもそも、生態系全体としての辺野古のサンゴ礁は、移植できるような規模ではないのです。サンゴ、魚、ジュゴン、複雑な生態系が共生して豊かに栄えているのがサンゴ礁なので、一個や二個のサンゴを移植すれば解決するような問題ではないのです。
辺野古の海を埋め立てないでネット署名は、沖縄県民の住民投票が行われるまでは埋め立て工事を中止することを求めています。あて先はホワイトハウス、アメリカ政府です。
署名期間は一か月間と定められています。そして、その最終日が本日1月7日なのです。アメリカ時間で7日が終わるとネット署名をすることができなくなるので、日本時間では1月8日の午後2時が期限です。
10万名以上の署名が集まった場合には、アメリカ政府は公式な回答を公表することになっています。
現在18万名の署名が集まっています。あと半日で、これが22万を超えるかどうかが注目されています。22万を超えると、ネット署名歴代ランキング4位になり、ホワイトハウスの請願署名トップページに掲載される仕組みになっているからです。
ネット署名のページは英語なので、日本人にはちょっと敷居が高いのです。しかし、そう難しくはありません。
下記のサイトを開いていただいて、右下の欄に名前とメールアドレスを入力するのです。すると、英文のメールが送られてきます。そうしたら、メールの中の「confirm your signature」をクリックするのです。それで署名は完了です。
さあ、22万に達するかどうか。
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