大阪スパイスカレーの源流は体にもいいインド料理
大阪ではインド料理の店が最近増えています。インド料理はインドの伝統的な健康哲学アーユルヴェーダも反映していて、なかなかの優れもの。最近流行りの大阪スパイスカレーブームにもつながっています。
大阪、南堀江のインド料理カフェ「Chai Chai」(チャイ・チャイ)は、インド人のスタッフが調理する、本格的なインド料理の店です。
これは、「ラムパヤ」。ヒツジのすね肉の煮込みとビリヤニのセットです。沖縄には豚足の煮込み料理「ラフテ」がありますよね。あれの羊版。とろとろに煮込まれたヒツジの足で、骨をしゃぶるようにして食べます。
こちらはゴアプラウンカレー。エビのカレーライスです。どうやったら、こんなにおいしくなるんだろう。
インド料理というと、カレーとナンのセットというイメージがありますが、南インドではナンよりもライスを食べることが多いのです。
続いては、うらなんばのそのまた奥、地下鉄日本橋駅の近くの「Singh’s Kitchen」(シンズ・キッチン)。
店に入ると、スパイスを大量に火にかけたのか、むせかえるような香りがただよってきました。インドそのままの店内の雰囲気で、インド人のスタッフが日本語が通じるか一瞬不安になりましたが、そこは大丈夫。
「お好みによってかけてください」と言う調味料を出してくれましたが、これがなかなか辛い。そして、出てきたマトンカレーはそれをかけなくても十分な辛さでした。
こちらはクミンライス(ジーラライス)。スパイスのクミン(ジーラ)には、体調のバランスを保つ作用があります。風邪気味だったのですが、これを食べたらいっきに大量の鼻水が出て、そのあと楽になりました。
いいね~、インド料理。大阪は良い街だ。
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