シャン族の豆腐、うまいなあ。 ノング・インレイ
ミャンマー(ビルマ)のシャン族の料理を出す店、「ノング・インレイ」に行ってきました。
これはシャン豆腐の和え物。シャンの豆腐は大豆ではなくヒヨコ豆で作ります。ヒヨコ豆は、インドカレーの店で豆カレーを頼むと時々出てくる豆です。
ヒヨコ豆の豆腐は口触りがつるつる。これに、高菜漬、ピーナッツ、パクチー、辣油などをかけて食べます。醤油や酢の味もします。これが、あっさりしていて、すごく美味い。
壁にはってあるカレンダー、まったく読めません。
こちらは豚と高菜漬の炒め物。豚キムチの、キムチの代わりに辛子高菜を入れたような味です。高菜漬の旨味と、なんだかよくわからないスパイスの香りで、これまた美味い。日本人の口にも会うような味付けです。
シャンは、ミャンマーの東側、タイ・ラオス・雲南省と接する山岳地帯の地域です。ミャンマーには130もの民族がいるのですが、シャン族の話す言葉はタイ語に似ているのだそうです。チベット語に近いビルマ語とは違う言葉を話すわけです。
黄色・緑・赤の三色に白い星が、ミャンマーの国旗です。同じ三色に白い丸がシャン州の州旗です。シャン州はミャンマーの一部ではありますが、強い自治権を持っていて、中央政府の言いなりにはならないそうです。
日本には、さまざまな背景を持つ外国人がくらしているんですね。
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