なかまユニオン2020旗開き 「わたしには仲間がいる喜びかみしめて」
1月12日、大阪市内で、なかまユニオン2020旗開きが開催されました。
なかまユニオンの旗開きは、組合員による手作り企画です。とりわけて料理は、「炎の料理人」と呼ばれる執行委員の立案をもとにして、みんなで分担して作って持ち寄ります。みんな慣れているので、てぎわよく盛り付けていきます。
また、飛び入りでたくさんのタコヤキを提供してくれた組合員もいました。
今年は、おでんを温めておく電熱式の特製お鍋も登場。
旗開きは、最近亡くなった組合員Mさんへの黙祷から始まりました。介護福祉支部の活動に尽力された方で、まじめで暖かな人柄でみんなから好かれていた人でした。長い闘病生活は苦しかったと思いますが、最後までユニオンの仲間のことを考えてくれていたと聞きます。
そして、最近に職場の問題が解決した組合員への花束贈呈。全員が参加できたわけではなかったので、花束が余りました。それだけたくさんの解決ができたということです。
鏡割りは、なかまユニオンの井手窪委員長と、東リ偽装請負裁判を闘うLIA労働組合の藤澤委員長の二人で行われました。舌の肥えた組合員もいるので、お酒はかなり上等のものを用意しました。
そして、2020年の健闘を祈願して乾杯。
ちらし寿司も煮卵もインドカレーも、美味かったです。
組合員からの出し物が続きました。フランスの愛の歌、韓国のセウォル号沈没事件真相解明を求める歌、ユニオンで職場に花を咲かそうと呼びかける歌。
教職員なかまユニオンからは、大阪の教員人事評価がおかしなことになっているという訴えがありました。
営業売り上げ額が「業務成績の目安」になる営業職などとは違って、教員の業務評価はたいへん難しいことなのです。ところが、教育委員会からは校長に対して「誰でもいいから、学校で一人の教員を選んでこいつはダメだという評価を出しなさい」という命令が出ているのです。結局、校長に対してごますりをしないような人とか、欠点をつけられても文句を言わなさそうな気の弱い人とかが、イケニエにされてダメ評価になり、給料を減らされているのです。これが、維新の会がやりたかった教育改革なのでしょうか?大失敗と言わざるをえません。
なかまユニオンは、おかしい!と声を上げています。詳しくは「47NEWS教員人事評価」で検索してみてください。
そして恒例の、川柳大会。参加者がその場で川柳を書きます。
今年の優秀賞は二つ。一つは、「わたしには 仲間がいる 喜びかみしめて」
もう一つは、「公文書 桜のごとく 消えゆく」
特別賞は、「小学校 がんばる」 でした。子どもが生まれてみんなで育てていくことを、喜びあえる社会にしたいものです。
ほかにも、なかまユニオンに出会い、なかまユニオンに入り、職場の問題を解決できた喜びを表現した川柳がたくさんありました。
2020年も、なかまユニオンはたくさんの人と出会い、たくさんの職場を明るくしていきたいと思います。
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