医療法人神明会は不当な雇い止めを撤回しろ!9月14日箕面萱野のデモ
2024年9月14日のお昼間、大阪は良い天気で炎天下。医療法人神明会の老人保健施設ラ・アケソニアでの不当な雇い止めに抗議するデモが、大阪府箕面市の箕面萱野駅近辺で行われました。
雇い止めを通告されたのは、なかまユニオンのラ・アケソニア分会の代表である渋谷さんです。ラ・アケソニア分会は、未払い賃金の支払いを求める裁判を大阪地裁で行っている最中です。裁判で追い詰められた法人が、いやがらせに渋谷さんを雇い止めにしようとしているとしか思えません。
デモは、医療法人神明会の理事長である印藤医師のいる印どうクリニックをめざしました。別にクリニックに乱入しようというのではありません。代表が理事長に一目、お目にかかりたいと願ったのです。診察時間が終了するころを見計らって行ったのですが、なぜかクリニックは固くシャッターを閉ざしていました。
印藤理事長は、なかまユニオンとの団体交渉に全然出てきません。団体交渉は弁護士に任せきりなのです。弁護士は法律の専門家かもしれませんが、介護のことはまったくの素人で、企業運営についてもあやふやです。ですから、交渉をしても話が進まないのです。
私たちは、なによりも印藤理事長と直接会って思いを伝えたかったのです。しかし、それはかないませんでした。
渋谷さんは「65歳になった」という理由で雇い止めを通告されたのですが、今の介護の業界には65歳定年なんていう概念はありません。70歳になっても働いている人がいくらでもいるのです。ましてや、渋谷さんは職場のスタッフからの信頼も篤く、「この人がいないと職場がまわらない」という声が出ています。雇い止めは不当です。
私たちは、介護を守っていきたいと思っています。熟練したスタッフがいてこそ、良い介護ができるのです。
なかまユニオンは、不当な雇い止めの撤回を求めています。
デモにはラ・アケソニア分会の組合員だけではなく、地域の労働組合の方もたくさんかけつけていただきました。地元、箕面市の市議会議員の中西とも子さんと浦川倫子さん、茨木市会議員の山本由子さんも参加していただきました。
本当に暑い中でのデモ、皆さんお疲れ様でした。私たちの闘いは続きます。
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