好っきゃねん、大阪府

「大阪都構想」市民の反対多数で否決・真の改革とは

 5月17日、大阪市で特別区設置協定(大阪屠構想)に関する住民投票が行われました。

2015_05170007

 テレビの開票速報を見ていたら、反対と賛成が接戦。どちらになるのか全く分からない状態で、それでも開票率81%の時点で「賛成」がいまだに多い状況であるにもかかわらず「反対多数確実・都構想否決」というテロップが流れました。

 大阪市内でもっとも人口が多い平野区の開票作業がもっとも遅くまで時間がかかり、その平野区で反対が多数だったせいで、このような状況になったようです。

 投票率は66.83%。大阪市民の3分の2が投票に行ったわけです。そして賛成が69万4844票、反対が70万5585票と、反対が1万票ほど上回って、反対多数の否決となったわけです。

 ということは、大阪市民の3分の1が賛成し、3分の1が反対し、3分の1が棄権したということになります。

 では、この3分の1の棄権の意味を考えてみたいと思います。

As20150209004218_comml
 事前にマスコミが行った世論調査で、投票に行くか行かないかと、賛成か反対かを調べたものがあります。

 すると、投票に行くと答えた人の中では賛成より反対がちょっとだけ多いという結果になっていて、実際の開票結果と合致しています。

 そしてじつは、投票にいかないだろうと答えた人は、半分以上の多数が反対という意見を持っていたのです。

 どんな投票でも、棄権は消極的反対だと言われます。今回の住民投票でもそうだったわけです。大阪市分割なんてばかばかしくて反対だから投票なんか行く気にならないよ、そういう人がたくさんいたということです。政治家たちのよくわからない議論につきあってられないという、ごく普通の生活に忙しい人たちの感じ方ですよね。

 そうすると、実際の大阪市民の世論で言えば、「賛成」が3分の1、「反対」が2分の1、「賛成か反対かわからない」が6分の1と、おおざっぱにとらえていいのではないでしょうか。

 ですから、「僅差で都構想否決」という報道はあたっていない気がします。「あきらかに反対多数だったが、投票では僅差しか現れなかった」というのが正確でしょう。

 では、次に地域ごとの賛成・反対の動向を見てみましょう。

Wst1505180037p1

 これは明確ですよね。

 賛成多数だったのは、大阪の経済の中心でありJR大阪駅がある梅田・キタ地域を含む北区と、難波・心斎橋などミナミの繁華街のある中央区、そして高級な高層マンションが立ち並ぶ地域です。比較的お金持ちが多い地域です。

 反対多数だったのは、新湾岸区になると想定されていた湾岸の地域、そして新南区になると想定されていた住宅地域です。比較的、低所得層が多く住む地域です。

 大阪市を分割すれば、低所得層が多い湾岸区や南区は財政破たんする危険が高いと言われていました。その危機感が、投票結果にもあらわれました。

 これを見て振り返ってみれば、やはり大阪市の5分割という構想は貧困地域の切り捨てという面が大きかったのではないでしょうか。貧困地域は切り捨てて、金持ち地域だけが繁栄する、それは「改革」と言えば「改革」なのですが、あまりにも冷酷な改革です。

 貧困地域を切り捨てて「ワンおおさか」だなんて、よく平気で言えたものです。なんだか背筋がぞっとしますよね。

 「貧困地域の高齢者が反対したおかげで都構想がとん挫した。高齢者はけしからん。」などと世代間対立を煽動して騒いでいるヤカラがいますが、常識的な敬老の精神を持たないのかと、びっくりしてしまいます。

 とりあえず大阪屠構想は無くなったわけですが、問題は終わったわけではありません。

 市民の3分の1が、「大阪市は無くなっちゃっていいよ」という意思を表示したわけで、改革の必要性は待ったなしです。

 「改革か、現状維持か。」という論調で語るニュース解説員が多いのですが、そんな2項対立的な単純化では何の解決策もでてきません。「改革」にも様々な内容があって、改革案は一つではないからです。「金持ちがもっと金儲けをするための改革をしよう」というネオリベ経済学者の改革論と、庶民が痛切に必要としている生活改善のための改革とでは、180度正反対を向いているのです。

 私たちは、「大阪屠構想」のような浮わついた改革案では無く、庶民が納得できる改革を求めていきます。橋下市長のような独裁者の登場を待ち望んでいるようではダメなんですよ。誰かにおまかせする改革がうまくいくわけがありません。改革は、自分たちの手と足と口と行動でつかみとるものです。

2015_0505suihei0114

| | コメント (1) | トラックバック (0)

特別区設置住民投票(大阪市廃止住民投票)がやってくる

  大阪のちまたでは、5月17日の大阪市民住民投票のことで、ずいぶん騒がしくなってきました。大阪市民ではない大阪府民も、真剣なまなざしで成り行きを見守っています。

2015_04290006
  この投票は、ご覧のとおり「特別区設置住民投票」です。決して「大阪都設置住民投票」ではないことに注意してください。

  地方自治法第3条にもあるとおり、大阪府を大阪都に格上げするためには、「大阪都設置新法」を国会で可決する必要があります。維新の党は、そんなに大阪都を作りたかったら、国会で正々堂々と「大阪都設置新法」を作ろうという議論をしたらいいのです。

  ところが、「都」は国に一つしか許されないという考えの人が全国的には多いので、この新法は出来上がりそうにないのです。

  というわけで、今回の住民投票は「大阪都設置住民投票」ではありません。維新の会のテレビCMで「大阪都構想の住民投票」と繰り返していますが、あれは誇大広告としかいいようがありません。

2015022403_01_1

  では、特別区設置住民投票とは、いったい何の住民投票なのか。それは、大阪市を廃止して、5つの特別区に分割するという協定に賛成するか反対するかという投票なのです。

  上の図にあるように、大阪市を廃止して、北区・東区・南区・湾岸区・中央区の5つの特別区を作るのです。

  これだけのことです。これ以外には何もありません。大阪府を大阪都にするというようなことは、この協定には一言も書いてありません。

  これで本当にいいのですか、ということなのです。

  拍子抜けしてしまって、これまで維新の会を支持していた人たちも、困惑を隠せないのです。

  大阪都構想には賛成だったという人でも、今回の大阪市五分割協定には反対だという人がたくさんいます。

  橋下市長のファンだという人でも、こんな内容では裏切られた気分だと、不機嫌な顔をしています。

Cculh2fugaavlbz
  思い切った改革が必要だから大阪市を廃止するんだと、維新の会は二重行政の無駄の廃止を強調してきました。ところが、大阪市廃止による財政効果、つまり無駄の節約はせいぜい1億円程度しかないということが、大阪市議会での調査の中で判明してきました。

  4000億円もの財政効果があると言ってきた維新の会の計算は、すごく甘い見込みだったのです。

  大阪市の廃止では、二重行政の無駄の節約はできないことがわかったのです。

  1億円でも節約できるのならいいじゃないかと思うあなた。今回の住民投票の宣伝のために維新の会がつぎ込んでいるお金は、なんと5億円なんですよ。

5億円!

  1億円の節約のために5億円を使い込むって、ギャンブル依存症になっているのかと思うほどの乱心ぶりです。

2015_0505suihei0110
  とにかく、大阪市を廃止していいのかどうか、決めるのは大阪市民です。政令指定都市である大阪市が無くなって、何の権限も無い特別区になってしまえば、都市計画すら作ることができなくなってしまいます。どこの市でもやっているような都市計画が作られないのです。本当にそれでいいのか、ということなのです。

  いったん特別区になってしまえば、大阪市にもどることは永久にできません。

  大阪市の行政に無駄が多いのはまちがいありません。住民サービスの悪い点があるのも腹が立ちます。改革は今すぐにも必要です。しかし、大阪市を廃止してしまえば、改革どころではなくなってしまうのです。

  維新の会は全力で金を使い組織を使い権力を使って、住民投票で「賛成」票を過半数にもっていこうとしています。ものすごい動員力です。

  権力を持った組織は、コワイですよね

  大阪市が廃止されて困ると感じる大阪市民のかたは、投票に行って「反対」と書くほうがいいと思います。反対と賛成とはほぼ同数です。あなたの一票が大阪市の行く末を決めるかもしれません。いつもの選挙とはちがって、今回の投票の棄権は、たいへん危険ではないでしょうか。

2015_04240016



| | コメント (0) | トラックバック (0)

これでは、大阪「屠」構想だよ

  大阪都構想に疑問がわいたので、様々な人に聞いてみたりして、だんだんわかってきました。大阪都構想という呼び名自身がおかしいですよね。維新の会はテレビCMでも「大阪都構想」と言い続けていますが、インチキ広告ではないでしょうか。

2015_04040028


  やはり、5月の住民投票でいわゆる「大阪都構想」が可決されたとしても、大阪府が大阪都になることは無いようです。

  大阪府を大阪都に格上げするためには、法律を変えないといけないのだそうです。維新の会は「法律を変えれば大阪都になることができる」と言っているのですが、それを言うのなら先に法律を変えてから住民投票をするのでなければ筋がとおりません。順番が違います。

  大阪都を作るための新法を作るのは限りなく不可能に近いのだそうです。一つの国に「都」は一つだけしかあってはならないという考え方が根強くあるためです。 国の首都だけが「都」を名乗ってもよいのだという考え方です。ですから、「京都」は江戸時代以前の都であったため、「都」ではなく「府」なのです。

  また、大阪都を作ろうと言っている維新の党は、次世代の党と分裂したあとは大阪にしか勢力をもっていません。国会で大阪都新法を通せるとマジで考えている人はほとんどいないようです。

  実は、5月に予定されている大阪市民の住民投票は、正確には「大阪都構想」の賛否を問う投票ではありません。「特別区設置協定書」の賛否を問う住民投票なのです。

  なんじゃそりゃ???   「特別区設置協定書」なんて見たことも聞いたこともないものに対する、賛成か反対かを大阪市民は投票しなければならないのです。

  「特別区設置協定書という名前の協定書の中に、大阪を都にするという内容が書かれているんじゃないのか」とも思ってみましたが、この協定書の中には「大阪都」という言葉は出てこないのだそうです。

  なぜなら、先に書いたように「大阪都」は現在の法律では認められておらず、非合法な存在だからです。

  では、この「特別区設置協定書」とはいったいどんな中身なのでしょうか。それにはまず「特別区」とは何かを考えないといけません。

  いわゆる「市町村」と呼ばれている地方自治体には、ランク付けがあります。ランクの高いほうから、「政令指定都市」「中核市」「一般市」「町」「村」「特別区」となっています。

  政令指定都市は、その地方の経済的・社会的な中心になるような大都市だけがなることができます。大阪市は、西日本の中心であり関西地方の中心なわけですから、当然のように政令指定都市なのです。政令指定都市は、都市計画も大規模になってくるので、都道府県と同格の大きな権限が認められています。

  一方で、「特別区」というのは、「村」ほどの権限すら認められていません。都市計画を立案する権限すらありません。それどころか、1975年までは区長の選挙すら行われることが無かったのです。

  今回の「特別区設置協定書」というのは、政令指定都市である大阪市を廃止して、五つの特別区に分割するということです。最高ランクの政令指定都市から最下位の特別区に格下げされるわけです。そして、なんとそれだけの中身しかありません。

  大阪都構想が最初に出てきたときは、堺市や東大阪市、八尾氏、豊中市、吹田市などまで含む広大な地域が特別区になり、大阪府が大阪都になるのだと言われてきました。

  ところが、堺市が特別区への格下げを拒否してから雲行きが怪しくなり、他の市もぬけてしまい、大阪都設置の新法もできなくなり、あとに残ったものは大阪市の特別区への分割格下げということだけだったのです。

  つまり、大阪都構想というものはすでに大失敗に終わっており、その残骸のような大阪市の特別区への分割格下げのことを「大阪都構想」と維新の会は呼んでいるだけなのです。

  いいんですか。大阪市民の皆さん。政令指定都市大阪市が特別区に分割格下げになって、自分たちの都市計画すらできなくなってしまっても。バラバラに切り分けられて、何の権限もないような自治体になってしまっていいんですか。

  「大阪市の自殺」と呼んでもいいかもしれません。大阪市の官僚や議員の中に腐ったやつらがいるとしても、だからと言って大阪市そのものを殺してしまっていいんでしょうか。それが本当に「改革」なのですか。

  これはもう、「大阪都構想」という呼び名を、テレビでも使わないでもらうしかありません。「都」の文字から「おおざと」を取って、「かばねだれ」をくっつければ「屠」になります。「屠」は生き物をバラバラに切り裂いて殺してしまうという意味です。

  大阪「屠」構想という呼び名のほうが、実態に近い気もします。

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ちょっと待ってちょっと待って、おにーさん! 都にならない都構想って、なんですのん?

  私たちの住む大阪府。何年か前から橋本市長、維新の会が「大阪都構想」というのをぶちあげて話題になっています。その実施を決める住民投票が5月に行われるらしいのですが、なんだか話がおかしくなっています。

2015_03140011

  あれっ??おかしいぞ??

  そう思ったのは、住民投票が大阪市だけで行われると聞いた時でした。だって、大阪府を大阪都に格上げするのが大阪都構想だと聞いていたわけで、関係するのは大阪府民全体ですよね。ですから、住民投票も大阪府民全体で実施されると思っていたのです。

  それが、大阪市民だけの住民投票。大阪府にかかわることを大阪市民だけで決めちゃっていいのか、と思ったのです。

  それで、いろいろと調べてみたのです。維新の会が配っているパンフレットも見たのですが、どうもよくわかりません。そこで、ネット検索をしてみて驚愕の事実がわかったのです。

  大阪都構想が実現しても、大阪府は大阪都にはならない

  これ、意味わかりませんよね。大阪府が大阪都に格上げされる話だと言うから、細かいことはさておいて、まあ良いんじゃないのとみんな思ってきたのです。ところが、大阪府は府のままで、大阪都になることはないというのです。だったら、「大阪都構想」という名前自体がおかしくないですか。

  私たちの働く小松病院は「大阪府寝屋川市」にあります。大阪都構想が実現したら、この住所が「大阪都寝屋川市」になるのだと思っていました。ところが違うというのです。大阪府寝屋川市のままだというのです。

ちょっと待ってちょっと待って、おにーさん!都にならない都構想ってなんですのん?

 8.6秒バズーカじゃなくてもそう言いたくなりますよね。大阪府が大阪都になるから都構想なんであって、大阪都にならないんなら都構想って言わないでほしいです。「都構想」って、ラッスンゴレライと同じくらい意味不明の言葉になってしまったのです。

  「大阪都構想」という名前のもとに実行されようとしているのは、ようするに大阪市を5つの特別区に分割するという計画のようです。大阪市が廃止され、北・東・南・湾岸・中央の五つの自治体が出来上がるのです。

  これまで、大阪市内には24の区がありました。大阪市の廃止に伴って、これも廃止されます。ということは、これまでの区役所も廃止されてしまいます。行政の手続きに行くのが、ずいぶん遠くになってしまいそうですね。

  大阪市を廃止することが二重行政の廃止になり、効率が良くなるのだと維新の会は宣伝しています。しかし、区役所に行くのが遠くなってしまうのだとしたら、高齢化社会を迎えていくこれからの時代にマッチしているとは言えない気がします。市民にとっては効率悪くなりそう。

  考えれば考えるほど、何がメリットなのかわからなくなるのが「大阪都構想」です。

  意味不明の点が多い「大阪都構想」。とにかく、大阪都ができないことだけははっきりしています。大阪市民の住民投票の前に、実態とは異なる「大阪都構想」という名称を廃止して、「大阪市廃止構想」というような呼び名にしてもらわないと、誤解だらけの住民投票になってしまいますよね。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

どこへ行っても祭囃子が聞こえる

2014_07210042

 今、大阪は、どこへ行っても祭囃子が聞こえてきます。7月から8月にかけて、伝統的な夏祭りの季節なのです。

2014_07210077

  この時ばかりは自動車の進入を止めて、道路は山車を引く青年団が主役になります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

台風18号で大和川が氾濫する危険

 台風18号の影響で、大阪の大和川が氾濫する危険が出ています。

2013_09160012

 写真は、本日正午頃の大和川中流域です。

 昨夜から今朝にかけて、台風18号は近畿に最接近しました。大量の雨が降り、大和川の水位が異常にあがっています。氾濫まで、あと5メートルくらいしかありません。

2013_09160017

 大阪市、堺市などでは30万人に避難勧告が出されています。大阪では午後には雨がやみましたが、奈良県内に降った雨が大和川にどんどん流れ込んでくるので、遅れて水位が上昇する可能性もあります。

 鉄道も各地で止まり、生活に大きな影響が出ています。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

八尾河内音頭まつり・誰もが踊る大阪パワー

 第36回八尾河内音頭まつりが開催されました。先祖の霊とともにすごすお盆の行事のしめくくりです。

2013_09080049

 会場は八尾市内の久宝寺緑地です。午前10時から午後8時まで、歌い手が交替しながらずっと河内音頭が続きます。

2013_09080007

  大阪府で生まれた人は、ほとんどの人が河内音頭を踊ることができます。大阪の小学校では河内音頭を習うからです。地域によって、少しずつ踊り方が違うのだそうです。

2013_09080063

 その大阪の中でも、ここ八尾は河内音頭のもっとも盛んな場所です。「新聞(しんもん)詠み」という新しいスタイルの河内音頭を流行らせた河内屋菊水丸も八尾の出身です。それぞれの町内にたくさんの河内音頭のグループがあります。それが年に一回集まってくるのが、八尾河内音頭まつりなのです。

2013_09080091

 地元のテレビ局のタレントの人も来ていました。障がい者団体から、消防団から、在日インド人のシシケバーブの店まで、地元の様々な人が集まります。

2013_09080126

 やがて日が暮れると、踊りの輪はどんどん大きくなっていきます。どんだけ踊るの好きやネン!大阪人のパワーを感じます。

2013_09080146

 先祖に感謝し、みんなが平穏に暮らしていける世の中が来ることを切に願います。 

 ソーラー、ヨイトコサッサノ、ヨイヤーサッサー♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夜空に花火

 大阪でも、各地で花火大会が行なわれています。

2013_08240101

 今年は、花火大会でのガス爆発事故という傷ましい事件があったので、警備員さんが例年より多いです。

2013_08240090

 ところによっては集中豪雨の地域もあり、花火大会が中止になったところも多いようですが、この日は大阪はなんとか雨が降りませんでした。

2013_08240073

 花火大会って、小規模なものでも2000万円はかかるんですって。深刻さを増す不況の中で、大会を開催する側も資金の捻出で苦労しているようです。なんだか、暗い話です。

 花火のときくらいは、暗い話をしなくていい世の中になってほしいですね。

2013_08240041

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大阪は夏祭りの季節

 大阪は今、各地で町の夏祭りが行なわれています。

2013_07130140

 山車や神輿が練り歩き、鐘がいきおいよく打ち鳴らされます。大阪独特のリズムです。

2013_07130154

 山車の上で地元の若い男性が踊りまくります。

2013_07130137

 日が落ちて暑さがやわらぐと、たくさんの市民が集まってきてたいへんにぎやかです。

2013_07130109

 天神祭りや、八尾の河内音頭盆踊りももうすぐです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

国産ビール発祥の地は大阪

 日本で初めてビールを作ったのは、大阪なのだそうです。最近知りました。大阪市内に「国産ビール発祥の地」があると聞いて、さっそく見に行ってみました。

2010_09040043

 労働組合でもビールやビール系飲料を飲むことはたいへん多いですよね。おじさんは特にビールが好きです。消費するのは大手のビールメーカーのビールや発泡酒が多いですが、もともとヨーロッパではビールは地ビールが主流。小さな醸造所のビールをその場で飲むのがうまいのです。大阪にもいくつもの地ビールがありますよね。

2010_09040045

 国産ビール発祥の地の碑は京阪中之島線「大江橋駅」から川をわたって5分ほどのところ、ANAクラウンプラザホテルの前にあります。

2010_09040041

| | コメント (0) | トラックバック (0)