食の達人

アララギで美味いカレーを食べました

 大阪市内の松屋町にあるスパイス料理の「アララギ」で美味しいカレーを食べました。

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 安倍政権に反対するデモのツィッターに、デモのフライヤーが置いてある店ということで紹介されていたので、フライヤーも欲しいし、美味いカレーも食べたかったので、行ってみたのです。

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 ツナとオリーブのほうれん草カレーです。オリーブの味がするカレーというのは、まったく初めて食べる味でした。薫り高いスパイスのブレンドがなんとも上等です。付け合わせのピクルスと混ぜながら食べると、口に中で万華鏡のようにいろんな味がして、すばらしい体験になります。

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 大相撲の大阪場所の季節だからでしょうか、店内ではお相撲展というアート企画もしていました。なかなか楽しいお店です。

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 美味いアジア料理を食べながら、落ち着いた雰囲気の町屋でゆっくりくつろげる空間でした。おすすめです。

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メキシコ伝統の不思議な味とスカルの絵・MU

 大阪市内にあるメキシコ料理の店「MU(ミュー)」に行ってきました。

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 小さなビルの地下に降りていくと、色とりどり原色のメキシコの装飾品グッズが出迎えてくれます。

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 メキシコ料理は、マヤ文明の伝統料理にスペインの文化が混ざってできあがっています。メキシコが原産地であるチレ(唐辛子)をたくさん使うことで有名です。メキシコには、全く辛くない唐辛子から、燃え上がるほど辛い唐辛子まで、100種類もの唐辛子があると言います。

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 モレ・ネグロです。「黒いソース」という意味で、カカオやナッツや唐辛子のソースで鶏肉を煮たものです。味は、甘くないチョコレートで煮込んだ鶏という感じです。

 日本ではありえない不思議な味です。しかしながら、美味いのです。カカオが旨味となり肉料理にあうというのは、驚きの発見でした。フリホーレス(いんげん豆)が添えられています。

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 コチニータ・ピビルです。アチオテという赤い木の実とオレンジで豚肉を煮込んだ、ユカタン半島の伝統料理です。マヤ文明の味と思えばよいのでしょうか。これも美味です。

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 壁には、画家のMAD RICEが描いたサパティスタ解放戦線のような人の絵が掛けてありました。

 メキシコでは、スカル(どくろ)がよくデザインに使われます。「死」を忌み嫌う日本人の死生観からは考えられないことですが、メキシコでは死んだ人も魂は生きていると考えるので、スカルは恐怖ではないのだそうです。

 メキシコの文化と料理、なかなか楽しめました。

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魚もイベリコ豚もおいしい・京橋ちくも

 和食も洋食もあるちょっと変わったお店、京橋ちくも。おいしい晩御飯を食べました。

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 お魚がたいへん美味しく、お造り盛り合わせは芸術品のような美しさです。

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 インカのめざめのフライドポテトです。インカのめざめは北海道特産の小ぶりなジャガイモですが、さつまいものように黄色くて糖度が高く甘いのです。アンデスの味と言ってもいいかもしれません。

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 イベリコ豚の生ハムです。ここのイベリコ豚は、ドングリを食べさせて育てたスペインのイベリコ・ベジョータです。脂身の香りが良くておいしいのが特徴です。

 しめはイベリコ・ベジョータの炊き込み御飯でした。つらいことの多い毎日ですが、美味しいものを食べると、またがんばって仕事をしようかという気にもなりますよね。

 

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冷たい!マイナス196度・液体窒素をかけたうどん

 マイナス196度の液体窒素をかけて食べる麺があると言うので、ほんまかいなと思って行ってみました。大阪市内にあるうどん屋「Ah麺」です。

 大阪は35度を超えるような猛暑。そんなに冷たい麺があれば、さぞかしおいしいでしょう。

 注文したのは「冷製サラダぶっかけうどん」。店員さんが、運んできたうどんに金属のコップから液体窒素を注ぎます。

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 たちどころにもうもうと冷気が立ち上ります。

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 液体窒素は、空気中に含まれる窒素ガスをマイナス196度以下に冷やしたものです。ですから、液体窒素がもうもうと気化している状況は、マイナス196度であることは間違いありません。

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「煙が消えてからお召し上がりください」という店員さんの言葉を守って、窒素の冷気が飛んでから食べ始めました。

 カチカチに凍っていたり、シャクシャクのシャーベット状だったりするわけではありません。ただ、うどんや野菜や鶏肉の表面がとても冷たいのです。口に入れたときにひんやりします。液体窒素は、うどんを口に入れた時に「あっ!冷たい」という第一印象を得るための工夫でしょうか。

 そして、うどんそのものがこしがあってたいへん美味しいではありませんか。液体窒素というギミックにたよったメニューなのかとも思っていたのですが、なかなかどうして、液体窒素をかけなかったとしても絶品のおいしいうどんでした。

 面白いこと考えますねえ。


 

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これは美味い。スリランカカリーを食べました。

 スリランカ料理の店、大阪市内の「セイロンカリー」で、スリランカカリーを食べてきました。

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 これはスリランカの庶民的な家庭料理のスタイルで、バスマティライスにカレーやおかずを何種類も乗せます。

 今回のカレーはチキンカレーです。スリランカの混合スパイス・トゥナパハの香りがきいています。

 左手前の黄色いものは、豆のココナツミルク煮。左奥のオレンジ色は、ココナツと唐辛子のフレークのポルサンボール。緑色は生野菜の酸っぱいマッルン(サラダ)。右奥の紅色はビーツ。その手前はオクラです。ライスの上の揚げ餃子のように見えるものは、豆せんべいのパパダンです。

 これらを、よくかき混ぜて食べます。

 なんだかびっくりの新しい味です。スリランカでは鰹節を料理に使うのだそうです。それで、日本人の口にあうのでしょうか。

 野菜もたくさん食べられるし、スパイスの香りが食欲を増進させてくれて、スプーンが止まりません。暑い夏にはよいですね。

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韓国鶏鍋タッカンマリとタットリタンの店・コッキオ

 韓国で今流行の鶏鍋の店、コッキオが鶴橋にできています。コッキオは、コケコッコーの意味。

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 この店の名物はタッカンマリとタットリタンです。両方食べたいので、ハーフ&ハーフで頼んでみました。注文すると、まずはムルキムチやカクテギや生野菜がテーブルに並べられるのは、いかにも韓国流です。この店は、鶴橋よりもソウルに近い雰囲気をもっています。

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 そして、ハーフ&ハーフのお鍋が登場。すでに火を通してあるので、10分間煮込めば完成です。

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 左の白い塩味のスープがタッカンマリです。鶏とジャガイモとネギが主な具材です。タッカンマリとは「鶏一羽」という意味で、鶏をまるごと一羽煮込んだものです。今回はハーフなので、すでにぶつ切りにされていました。

 右の赤いスープがタットリタンです。こちらも鶏とジャガイモとネギがメインの具材ですが、唐辛子とニンニクがきいたパンチのある味です。タットリタンとは「鶏トリ湯」という意味で、なぜか日本語の「トリ」が入っているので、日本の肉じゃががルーツだという説もあるそうです。

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 煮あがったら、生の千切りキャベツをのせていただきます。好みによって、辛い調味料タデギを加えてもいいのです。

 鶏そのものが柔らかくなっておいしいのです。韓国料理は、野菜をたくさん食べることができて、ヘルシーでいいですよね。

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 そして、タッパル。これは鶏の足の先を柔らかく煮込んで甘辛い味をからめたものです。ちょっとグロい感じもしますが、骨のまわりの軟骨と皮がトロトロになっていて、コラーゲンたっぷりでおいしいのです。手袋がついてくるのは、手でつかんでかじりつくためです。

 韓国焼酎のジョウンデーやチャミスルがどんどん進みます。みんなでわいわいおしゃべりを楽しめるのが、韓国鶏鍋のいいところですね。

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RINCON CATALUNYAでカタルーニャ料理を食べました

 大阪の京橋にあるRINCON CATALUNYA(リンコンカタルーニャ)でカタルーニャ料理を食べてきました。花屋さんかと思ったら食堂だったという、おもしろい店です。

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 タコのガルシア風、スペインオムレツ、ニンニクの芽とインゲン豆、などのタパスです。

 カタルーニャは、スペインのカタルーニャ自治州のあたりのことです。カタルーニャ自治州の中心はオリンピックでも有名になったバルセロナです。

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 生ハム、ハモン・セラーノです。品質の低い生ハムは食べたくありませんが、ここのハモン・セラーノは上等です。

 カタルーニャの人たちは、カタルーニャ語を話します。これはスペイン語の方言ではなく、スペイン語とは異なる言葉なのです。

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 ひき肉をパスタ生地で巻いた春巻きのような食べ物、カネロニです。

 カタルーニャは今はスペインの一地方ですが、かつては違いました。 

 スペインはかつては南米からアジアまで世界中に兵を送って植民地にした帝国でしたね。カタルーニャも無理やりスペインの領土にさせられたのです。カタルーニャは1479年にスペインに併合される前にはアラゴン=カタルーニャ連合王国として栄えていました。

 1872年から1879年にかけて、琉球王国が大日本帝国に併合された琉球処分がありましたが、カタルーニャとスペイン帝国の関係はそれに似ているかもしれません。

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 豚の血で作った黒いソーセージ、モルシージャです。お米が入っているタイプのモルシージャ・デ・ブルゴスでした。お米が入っているので、血の匂いもまったく気になりません。韓国にも豚の血のソーセージ、スンデがありますし、沖縄にも豚の血の炒め物、血イリチーがあります。昔から豚を食べる民族は、血を上手に食べる知恵を持っていますよね。

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 店内にはゲルニカの絵が貼ってありました。

 バスクのゲルニカの街が、ファシスト反乱軍とつるんだナチスドイツによって空爆された事件を描いた、パブロ・ピカソの名作です。ゲルニカの街でたくさんの方が亡くなった恐ろしさが、歪んだ人々の表情から伝わってきます。人が住んでいる街の上に爆弾をばらまくって、正気でできることではありません。

 ゲルニカの悲劇が起きたころ、カタルーニャでもファシスト反乱軍が暴れて権力をにぎり、カタルーニャ語の使用を禁止するなどのひどいことをしたのです。

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 話は変わって、次に出てきたのはチョリソとポテトと卵のまぜまぜです。通常は生ハムで作るのですが、生ハムはすでに食べていたのでチョリソで作っていただきました。

 半熟の卵を崩して混ぜて食べます。これはうまい!

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 これはカタルーニャ料理ではありません。お隣のスペイン料理の店BLANCから特別に持ってきてもらった海鮮パエージャです。大きなムール貝とエビが山のように入って、ゴージャスです。海鮮の出汁を吸ったご飯がおいしいのです。

 RINCON CATALUNYAとBLANCの店主は兄弟なので、こんな注文の仕方ができてしまいます。

 カタルーニャの味、堪能しました。大勢で行って、わいわい言いながら大皿の料理を分け合って食べるのがいい店です。楽しいですよ。


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中国にルーツのあるヘルシーな鍋・草鍋

 草鍋を食べてきました。

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 大阪の九条、シネ・ヌーヴォの近くにあった草鍋が名物の店「小川下」(こかげ)が昨年閉店したのですが、店主が変わって「喜多呂」という店になって再スタート。名物「草鍋」は健在でした。

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 70年前に中国に戦争に行った人が、現地で食べた辛い鍋のおいしさを忘れられずに再現したのが、草鍋です。

 山盛りの菜っ葉の下には豚肉と豆腐が隠れていて、秘伝の出汁で煮ていきます。菜っ葉のかさが減ってきたら食べごろで、醤油に辛子を溶いてつけて食べます。

 もともとは安い食材が、美味い出汁のおかげで極上の味になっていて、たいへんヘルシーなのです。

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寝屋川にある極上のうどん屋「らんぷ若蔵」

 私たちの職場、小松病院のある寝屋川に、うどん屋「らんぷ若蔵」があります。

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 小松病院と京阪寝屋川市駅との中間にあるので、私たちも気軽に利用しています。

 この店が、最近になって京阪神の某グルメ情報誌で大きくとりあげられました。話題が急上昇中なのです。

 讃岐うどんを関西風にアレンジした名店「釜たけうどん」の流れを、さらに独自に改良したのが「らんぷ若蔵」です。麺のこしの強さは讃岐うどんのものですが、本場の讃岐うどんよりは少し細目のように思います。

 夏場は、「ちく玉天ぶっかけうどん」の冷やしがおいしいのですが、今回は急に寒くなってきたので、「ちく玉天かすカレーうどん」を食べてみました。

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 天かす?と最初は思いましたが、竹輪のてんぷらと卵のてんぷらが入った「かすカレーうどん」なのです。「かす」とは天かすでも酒粕でもなく、あぶらかすです。

 「あぶらかす」は南河内の食肉産業地域の伝統的な食材です。牛の腸を揚げることで油を抽出するのですが、その脂が抜けた腸を「あぶらかす」と呼ぶのです。

 昔は超貧困層の食材でしたが。最近になってその味の深さが見直されてきています。煮込むと、濃厚な出汁が出ます。それが、カレーうどんにあうのです。

 最高にうまいうどん屋が近所にあるっていうのは、なかなか幸せですね。

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バスク地方の文化と料理・ ETXOLA

 バスク料理の名店「ETXOLA」(エチョラ)に行ってきました。

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 バスク地方は、スペインとフランスの国境にまたがる地域です。スペイン側にはバスク自治州があります。バスク人は独自の言葉を持つ民族です。ETXOLAの「TX」を「チ」と発音するなど、スペイン語でもフランス語でもない西ヨーロッパのどこの言葉とも独立した言語なのです。

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 パンプキンのスープです。

 バスクは、美食の地域としても知られています。新鮮な海産物や肉を炭火で焼いた料理などが有名です。アメリカからイベリア半島(現在のスペイン)に唐辛子が伝えられた時に、いち早くそれを料理に取り入れたのもバスク地方の人たちでした。チョコレートも名産品です。

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 鶏もも肉のローストとレンズ豆の煮込みです。

 スペインでは、カタルーニャ州の独立運動のニュースが最近聞こえてきます。バスク地方も、かつてフランコ総統のファシズム政治の時代にバスク語の使用が禁止されたことをきっかけに、独立運動が燃え上がった地域として知られています。伝統の言葉や思いを押さえつけてはいけませんよね。

 すばらしい料理と独特の言語、バスクの文化に大阪で触れることができるというのも、なかなか良いものです。

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