3/16沖縄県民投票の黙殺を許さない首相官邸前アクション
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Queenのギタリスト、ブライアン・メイさんが、「緊急!」と「辺野古の海を埋めないでネット署名」への参加を呼びかけました。
ブライアン・メイさんは次のようにツィッターとインスタグラムに書きました。
「緊急 !!!緊急 !!! この請願書にサインをして、アメリカ軍の基地拡張によって脅かされている美しいサンゴ礁とかけがえのない生態系を救おう」
「緊急!沖縄のかけがえのないサンゴ礁の破壊を止めるための請願書へ署名する最後のチャンスだ」
投入されているのは、埋め立て許可の申請書類にあるような「岩を砕いたもの」ではなく、赤土に石が混ざったものです。
赤土は、広範なサンゴに致命的な被害を与えるため、沖縄県赤土条例で海への投入が厳しく禁止されています。沖縄県は赤土を投入しないようにと指導しているのですが、日本政府はそれを無視して工事を続けているのです。違法工事はただちに中止すべきです。
世界的にも貴重なサンゴ礁が奇跡的に残っている辺野古の海を埋め立ててしまうなんて、どうかしています。日本政府は「基地を作るとしたら辺野古が唯一の選択肢だ」と、何の説明も抜きに主張していますが、辺野古は選択肢から真っ先に外されるべき場所なのです。「なぜ唯一の選択肢なのか」、まずは説明責任があります。
安倍総理大臣は、「埋立地のサンゴはすでに別の場所に移植した」と言っているのです。確かにごくわずかのサンゴを移植できないか試みられたことは事実です。しかし、そのサンゴ移植は全然うまくいきませんでした。
そもそも、生態系全体としての辺野古のサンゴ礁は、移植できるような規模ではないのです。サンゴ、魚、ジュゴン、複雑な生態系が共生して豊かに栄えているのがサンゴ礁なので、一個や二個のサンゴを移植すれば解決するような問題ではないのです。
辺野古の海を埋め立てないでネット署名は、沖縄県民の住民投票が行われるまでは埋め立て工事を中止することを求めています。あて先はホワイトハウス、アメリカ政府です。
署名期間は一か月間と定められています。そして、その最終日が本日1月7日なのです。アメリカ時間で7日が終わるとネット署名をすることができなくなるので、日本時間では1月8日の午後2時が期限です。
10万名以上の署名が集まった場合には、アメリカ政府は公式な回答を公表することになっています。
現在18万名の署名が集まっています。あと半日で、これが22万を超えるかどうかが注目されています。22万を超えると、ネット署名歴代ランキング4位になり、ホワイトハウスの請願署名トップページに掲載される仕組みになっているからです。
ネット署名のページは英語なので、日本人にはちょっと敷居が高いのです。しかし、そう難しくはありません。
下記のサイトを開いていただいて、右下の欄に名前とメールアドレスを入力するのです。すると、英文のメールが送られてきます。そうしたら、メールの中の「confirm your signature」をクリックするのです。それで署名は完了です。
さあ、22万に達するかどうか。
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辺野古の埋め立てに反対するネット署名が現在15万名集まっています。
「辺野古はマヨネーズ」という言葉を知ってますか。「マヨネーズ」?? この言葉、見たことはあったのです。しかし、何のことかわかりませんでしたし、調べてもみませんでした。私は沖縄を何回も訪れ、辺野古の問題はずっと気になっていたのですが、いざ土砂投入になって改めて調べてみて、自分が認識不足であったことを思い知らされました。
「辺野古はマヨネーズ」というのは、辺野古の埋め立て予定の海底の地盤が「マヨネーズみたい」に柔らかくで、基地建設には全く向いていないという事実のことだったのです。
これは、基地建設を進める防衛省が調査した結果の報告書でわかったことです。
この報告書には黒塗り部分がありました。防衛省は調査結果を知らせたくなかったのです。黒塗り部分は、建設予定の滑走路の先端部分についての報告でした。何が隠されていたのでしょうか。
まず、そのあたりの海底の地下に活断層が通っているということです。岩盤に50メートルもの段差があり、何回もの大きな地震が繰り返されたことでできた活断層である可能性が高いのです。
活断層の上に米軍基地。米軍は当然のことながら核兵器をもっていますので、地震がおきたらたいへんなことになるのです。
そして、「マヨネーズ」と言われるほど海底の地盤が柔らかい問題です。ボーリング調査をしたところ、岩盤の強さを示す「N値」が「0」(ゼロ)の地点がたくさんあったというのです。
「N値」がゼロ、というのがどれくらい柔らかいかというと、地盤の強さを調べるための試験用の小さな杭をおいただけでずぶずぶと沈み込んでしまうほどの柔らかさです。だから、「マヨネーズのように柔らかい」と表現されるわけです。柔らかな土や泥が海底に堆積しているのです。また、辺野古の海底の岩は琉球石灰岩といって、鍾乳洞だらけのスカスカな岩です。スカスカな柔らかい岩の上に泥が積もっている海底なのです。
建物を建てるためには、「N値」は50以上は無いといけません。くずれてしまって、危なくて建物が作れないのです。
しかも、辺野古の海底の場合、「N値」がゼロというような柔らかい土の層が、海底から深さ40メートルも続いているのだそうです。そのあたりの海底の深さは水深30メートルくらいですから、水面から深さ70メートルの位置まで、マヨネーズ状態が続いていることになります。
もしも、こんなところを埋め立てて建造物を作るとすると、海底30メートルにある土を掘り返して40メートル分の土を取り除き、その下の琉球石灰岩よりも深い硬い岩盤に杭を打ち込み、そこに24階建てのビルに相当する構造物を建てることになるのだそうです。
これはたいへんな工事です。海をそこまで掘り起こして工事をすることは、技術的には可能なのかもしれませんが、海水の汚染はどこまで広がるかわかりません。また、工事費用もけた違いに「なります。
沖縄県が計算した結果によると、辺野古の「マヨネーズ」の軟弱地盤の海底を埋め立てて基地を作るのは、今から13年間もの月日を費やすことになり、費用は2.5兆円かかるのだそうです。
これは無駄ですし、危険なことですね。
もとより、辺野古の海は昔から沖縄の守り神である竜神様を祀る聖なる海です。ジュゴンなど希少生物が生息する沖縄でも数少ないサンゴ礁の自然の残る海です。工事が始まってからジュゴンが姿を見せなくなったといいます。餌場を奪われたのです。本当にいたましいことです。辺野古の海を守るのは、沖縄の人にとっては当然のことなのです。どんな理由があっても、辺野古の海を埋めてしまってはいけません。
故翁長知事は、「マヨネーズ」のことを知ったので、以前の知事が出していた埋め立て承認の撤回を行ったのです。新しい情報に現実的に対応する妥当な判断ですよね。
マヨネーズ状態の軟弱地盤の場所は、ちょうど建設予定の滑走路の端っこにあたります。もしマヨネーズ地盤のせいで予定していた場所の埋め立てができなければ、滑走路は設計図よりもはるかに短くなってしまいます。アメリカ海兵隊が「辺野古の基地建設を海兵隊は望んでいない」と言い始めたのは、そんなあたりの事情もあるのではないでしょうか。海兵隊は、たとえ設計図どおりに基地ができたとしても狭すぎて使えないと言っているのですから。
サンゴ礁の海は埋め立てたけれど、できあがった基地は海兵隊にとっては不満足で、移設は実現せず、普天間基地はいつまでたっても無くならない。こんな結果になるのは目に見えているのではないでしょうか。
米軍基地は必要だと考えている人でも辺野古の埋め立てには絶対反対している。その理由がわかると思います。ネット署名に、よろしくご協力ください。
マヨネーズ地盤のことをあらためて気づかせてくれたのは、沖縄の芸人せやろがいおじさんの動画です。ありがとうございました。
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12月14日に、辺野古の海に土砂が投入されてしまいました。
こんなニュースが飛び込んできました。アメリカ海兵隊も辺野古への新基地建設を望んでいないという話です。辺野古の新基地はアメリカ海兵隊が使うことを想定して計画されたものです。肝腎の海兵隊自身がこれを望んでいないのであれば、何のための土砂投入か目的がわからなくなってしまうわけです。
元アメリカ海兵隊政務外交部次長のロバート・D・エルドリッヂさんはこう語りました。
私は安倍政権を評価する立場ですし、日米同盟は当然、強く支持しています。それだけに辺野古への土砂投入は、非常に残念です。いったん砂を入れてしまえば、なかなか取り出せない。日米関係における「悲劇」だと思います。住民の支持がなければ、同盟が弱体化しかねません。
海兵隊も辺野古移設を望んでいるわけではありません。移設後の基地は、普天間飛行場よりも滑走路が短く、有事に動く主力の軍用機が離着陸できない。普天間のように高台にもないから津波にも弱い。住宅地にも隣り合うため、騒音被害も生まれるでしょう。
この話と前後して、海兵隊が「辺野古の基地では離着陸ができない。那覇空港くらいの大きさの滑走路が必要だが、辺野古にはそれは作れない」と言っているというニュースも出ていました。海兵隊にとって、辺野古の新基地では小さすぎるということでしょう。
辺野古に新基地を作ると決めてしまったのは日本政府です。国宝級のサンゴ礁が残っている辺野古の海を埋め立てて基地を作りアメリカにプレゼントする、こんなアメリカへの卑屈で隷従的な政策が、まったくの失策であることがはっきりしたわけです。失笑ものです。
そしてもう一つのニュース。辺野古埋め立てに反対するネット署名が、わずか数日のあいだに10万名を突破しました。少なくとも住民投票が行われるまでは、埋め立てをしないでくれという要求内容です。
タレントのローラやりゅうちぇるも署名への呼びかけを行っています。
この署名はホワイトハウス宛てで、英語のホームページなのでちょっとびっくりしてしまいますが、名前とメールアドレスを入力することで署名ができます。署名をするとメールが送られてくるので、これの「confirm your signature」をクリックすることで署名が完成します。
10万を超えると、アメリカ政府は見解を回答しなくてはいけないということになっています。
署名は以下のリンクからできます。
辺野古の埋め立ては、予定されている計画の1万分の1くらいにとどまっています。一日も早く、埋め立て計画を断念させるようにしたいものです。
8月11日の那覇、台風が近づきときおり雨が強く降る中、「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り辺野古新基地建設断念を求める沖縄県民大会」が7万人の県民の参加で開催されました。
辺野古の米軍基地建設は、サンゴ礁への土砂投入が17日にも行われようとしています。これまでの工事でもジュゴンは姿を見せなくなってしまいましたが、土砂投入が始まれば、サンゴ礁のすべてが窒息死させられるのです。これは、核兵器を大都市の上で爆発させるのと同じ、大虐殺行為です。
翁長知事は、この土砂投入を止めるために、工事の承認撤回を7月27日に発表したのです。しかし、日本政府はいまだに工事を断念しようとしていません。
沖縄にアメリカ海兵隊の基地が不要であることは、当のアメリカ海兵隊が明らかにしています。沖縄である必要はないのです。なのに、どうしても沖縄に作りたいと異常なまでのこだわりを見せているのが、日本政府・安倍晋三政権です。沖縄にばかり痛みを押し付けることは、許されません。
翁長知事が座るはずだった席には、翁長知事愛用の帽子が置かれました。
翁長知事の次男、翁長雄治さんが発言。知事が病床にも資料をもちこみ、基地建設をどう止めるか最後まで考えていたことを伝えました。私たちは、翁長知事の遺志を受け継いで、土砂投入をなんとしても止めなければなりません。
以下、翁長雄治さんの発言全文です。
はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。県民の皆さま、全国の皆さまには、父の体のことで多大なご心配をお掛けしました。皆さまのご期待に沿えるよう、最後まで頑張りましたが、残念な結果となりました。申し訳ございませんでした。
最後の最後までどうやったら辺野古新基地を止められるのか、一生懸命病室のベッドの上でも資料を読みあさって、頑張っていました。父が生前、私に、そして皆さまに話していたことを、改めて紹介したいと思います。
沖縄に辺野古に新基地を造る、どれほどの大義名分があるのでしょうか。そういう説明がしっかりとなされてきたのでしょうか。全国が受け入れないから沖縄に置いておけばいい。我々が納得のいかないものを、将来の子どもたちの残してしまうのでしょうか。
県民の皆さま、いま一度しっかりと我々の思いを形に致しましょう。父は生前、沖縄は試練の連続だと。しかし、一度もウチナーンチュの誇りを捨てることなく、闘い続けてきた。ウチナーンチュが心を一つに闘う時は、お前が想像するよりもはるかに大きな力になると話していました。
辺野古新基地建設の是非を問う県民投票に向けた署名活動でも10万以上の署名を集めることができたのは、県民の大きな決意だと思います。
日本全国の皆さま、多くの人が必要であるというその日米安保、国土の0・6%にすぎない沖縄に米軍基地の70%以上があるのは、いくらなんでも重過ぎはしませんか。
全国的なテーマに上げていただき、この問題は沖縄の問題ではなく、日本国の問題であると認識し、議論していただきたい。国の専権事項だからといって、いま責任を持つ我々が、次の世代のために何もせずに指をくわえて見ているわけにはいきません。
オール沖縄という大きな大きな政治潮流は政治家のためにあるわけではなく、政党の具にするものでもございません。オール沖縄は我々ウチナーンチュの強い決意、覚悟です。
この民意に我々政治家が突き動かされているのです。最後まで見届けることはできませんでしたが、翁長雄志に辺野古新基地建設は止まったよ、止められたよという報告ができるよう皆様頑張りましょう。ありがとうございました。
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10月11日、沖縄の高江で米軍海兵隊の大型ヘリコプターCH53が墜落炎上しました。
現場は、東村の高江の集落の公民館や住宅から200メートルしか離れていない民間の牧草地です。
アメリカ軍が消火にあたり、火災は消し止められました。また、乗員は救助されたそうです。
高江では、最近になってヘリコプター発着場(ヘリパッド)の新規建設が進んでいます。基地を縮小するというご時勢の中で、高江では逆にヘリパッドが作られてきました。
そのような中でヘリコプターが住民の住む家の真上を飛ぶようになり、危なくて仕方がないという恐怖を訴える声が出ていました。そのような心配が現実のものになったのが、今回の事故です。
CH53というヘリコプターは、大砲をぶら下げて運搬することもあるという超大型の輸送ヘリで、その機体は大型バスほどもあります。
そして、恐ろしいことにCH53の機体には放射性物質ストロンチウム90が大量に使われているのです。
使われているのは回転翼で、一枚の回転翼に1850万ベクレルの放射能が含まれているそうです。回転翼は7枚ありますから、全部あわせれば1億ベクレルを越える量です。
事故の翌日には、アメリカ軍兵士がガスマスクを着用して事故後の後始末をする様子が目撃されています。今回の事故では回転翼がすべて燃えましたから、大量の放射性物質が気化して飛散したものと思われます。
恐ろしいことです。
事故が起きた牧草地は、天然記念物に指定されたヤンバルクイナの生息地の近くでもあります。
放射性物質が使われたヘリコプターが、民家集落の真上を我が物顔で飛行しているという沖縄の現実は、本当にひどいものです。地元住民の反対を押し切って作ったヘリパッド。起きるべくして起きた事故。誰が責任をとるのでしょうか。
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12月13日、沖縄県名護市の安部地区の海岸、集落から50メートルほどしか離れていない場所に、アメリカ海兵隊のオスプレイが墜落するという事故がありました。
オスプレイは、名護市の東側30キロメートルの海上で、空中給油の訓練中にトラブルを起こしました。飛行の継続が難しくなってキャンプ・シュワーブへと引き返す途中で、墜落したとのことです。
空中給油というのは、上の画像のように行います。空中給油機KC130から、油を送るホースが後方に伸び、そこに後ろから給油される側の飛行機が接近してホースの先端を接続するのです。
オスプレイが空中給油をされている時は、上の画像のような感じになります。これ、オスプレイにとっては難しいオペレーションですよね。なぜなら、ものすごく大きいプロペラが左右に並んで回転しているその隙間から給油用ホースを伸ばさないといけないからです。ちょっと間違えると、プロペラにホースがからまって大惨事になってしまいます。
しかし、オスプレイにとっては、空中給油は是非ともしなければならないこととされています。それは、オスプレイが長距離侵攻を目的に開発された機体だからです。実際に、沖縄の普天間基地に配備されたオスプレイは、空中給油を受けながらたった2日間でオーストラリアの北端まで飛んだという実績を誇っているのです。
今回の事故は、オスプレイが長距離侵攻をするための空中給油訓練最中に、給油用ホースがプロペラと接触するなどのトラブルを起こし、プロペラが破損して飛べなくなった可能性が高いものと思われます。
今回の事故は、日本政府は「不時着」事故だとしていますが、沖縄県は「墜落」事故だとしています。「不時着」か、「墜落」か、いったいどちらなのかという激しい議論が起きています。しかし、機体がバラバラになって飛び散っている事故現場の画像を見ると、これは不時着とはいいがたいですよね。常識で考えれば墜落です。
アメリカ軍の準機関紙「星条旗」でも、今回の事故は「crash」、つまり墜落と書かれています。アメリカ軍が墜落だと言っているのに、意固地に「墜落ではない不時着だ」とこだわっている日本政府の政治家たちは、ちょっと滑稽ですよね。何を守ろうとしているんですかね。
ちなみに、上の真っ黒な煙を噴き上げている画像は、昨年ハワイでオスプレイが落ちた事故の画像です。この時はアメリカ軍は「hard landing」、つまり「衝撃を伴う着陸」という表現を使いました。機体が燃えてはいるがバラバラにはなっていないので、墜落とは表現しなかったようです。
今回の事故はアメリカ軍も認めているとおり「墜落」だったのですが、「不時着か」「墜落か」という論争が起きることそのものが、オスプレイという機体の脆弱性のあらわれなのです。
海上でトラブルを起こし、基地に戻ろうとしてそれが無理だということがわかって、パイロットが浅瀬に不時着しようと試みたのは、おそらく間違いないのです。パイロットの主観では「不時着しようとした」のです。
しかし、それが結果的には機体がメチャクチャになる「墜落という結果」になってしまった。つまり、オスプレイという飛行機は、安全に不時着することができない飛行機なのです。
オスプレイは離着陸の時には、プロペラを上に向けてヘリコプターのように垂直に離着陸します。しかし、空の上ではプロペラを前に向けて高速飛行をするのです。長距離を高速で侵攻するために、このような機体が開発されたのです。ところが、この機体はいったん事故が発生したら、とんでもないことになるのです。
普通の飛行機は、飛行中に事故が起きてエンジンが止まってもグライダーのように滑空しながらゆっくりと高度を落とし、安全に不時着できる場所をさがします。また、普通のヘリコプターは、事故が起きてもプロペラをゆっくりと回転させながら空気抵抗を利用して高度を安全に下げていくのです。
ところが、オスプレイはこのどちらも行うことができません。グライダーのように滑空するには固定翼が小さすぎるし、ヘリコプターのように空気抵抗を利用するにはプロペラが小さすぎるのです。
これは、12月16日に事故現場で見られた、アメリカ軍兵士の作業の様子です。なんと、放射能防護服を着て作業しているではありませんか。いったい、何がオスプレイに積まれていたのか、沖縄県民でなくても不安になります。
しかし、オスプレイの危険さは、不時着しようとしても墜落になってしまう、機体そのものの設計ミスにあるのです。本質的に危険な飛行機であるオスプレイは、たとえ放射性物質を積んでいなくても、沖縄の空を飛ばすわけにはいかないのです。
日本政府が、事故直後にさっさとオスプレイの飛行許可を出してしまったのは、どう考えてもおかしいのです。「民家の上に落ちなかったのだから感謝すべきだ」とアメリカ軍のニコルソン司令官に言われて、へーこらしながら許可を出しちゃったんでしょうね。屈辱っていう言葉、知ってるのかよ。
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